ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

マイナンバーカードの更新とパスワード

2021-02-05 06:33:30 | 雑感
 唐突ですが、マイナンバーカードは二段階認証になっていることをご存じでしょうか。つまり、暗証番号 / パスワードが2種類必要だということです。

 このことをすっかり忘れていた私は、市役所に “二度足を踏む” ハメになりました。

 ことの発端は、市役所から届いた1通のハガキでした。マイナンバーカードの更新時期が迫っているから手続きをするようにという通知でした。

 念のため、マイナンバーカードの有効期限を確認してみたのですが、有効期限はまだ5年ほど先になっています。不審に思い即、電話で市役所に確かめてみました。

 電話してわかったことは以下の3点でした。

 一点目、今回は、身分証明(書)としてのカード自体は今のままで有効であること。

 二点目、今回の更新は、コンビニで住民票などを発行してもらうとき、あるいは e-tax で確定申告するときに必要であること。

 最後に三点目、パスワードを直接入力してもらえれば手続きは簡単であること。

 ところがその電話では、パスワードには2種類必要という肝腎なことには、まったく言及がなかったのです。

 私には、住民票や印鑑証明をコンビニで何度か発行してもらった経験があります。そのときは、一つのパスワードだけで難なく済みました。

 パスワードは一つだけで十分。以来、私にはそんな “思い込み” が強く残っていて、そのパスワードしかメモに残していませんでした。

 ですから、そのメモだけを持って意気揚々と更新窓口に臨んだのですが、そのとき初めて、もう一つの暗証番号 / パスワードが必要だと知ったわけです。

「更新のときにしか必要ない二段階認証なんて、
 いかにもお役所らしいですね!」と、少し嫌味を言ってみたのですが、担当職員も首を傾げるばかり。

 その担当職員は、
「もう一つの暗証番号も15分ぐらいあれば簡単に再設定できます」とは言ってくれました。が、あくまでも暗証番号という言葉を使い、本人による自己設定で可能という言及もありませんでした。

「自宅にマイナンバーの通知書類が残っているかもしれないし、・・・
 それに、次の予定もあるので・・・」と言い訳して、私はもう一度出直すことにしました。

 担当職員は少し怪訝な表情でしたが、「通知書類には記載がないはず」とは言ってくれませんでした。

 お察しの通り、実はこのとき、私の方にはもう一つの “思い込み” があったのです。

 もう一つの暗証番号は役所指定の出来合いのもので、マイナンバーを最初に受取ったとき、その通知書類に暗証番号も併記されていたはず、という “思い込み” です。

 当然、書類に暗証番号の通知はなく、結局私は、暗証番号の再設定に応じるしかありませんでした。

 以上が、市役所へ “二度足を踏む” 事件の一部始終です。

 今回の事件の原因は、どうやら私自身と市役所職員による三重の “思い込み” にあったようです。

 私の方には、“パスワードは一つで十分”、“もう一つのパスワードは役所指定”、という二重の “思い込み” がありました。

 一方の担当職員側にも、パスワードは本人設定が当たり前、一々説明するまでもないという “思い込み” があったようなのです。

 いつものことですが、“思い込み” というのは実に厄介なもの。今回の出来事でつくづくそう思い知らされました。



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