575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

「花」句会近づく   遅足

2011年03月09日 | Weblog
16日の句会の題詠は「花」
といっても、桜はまだ早いので、桜に限りません。
今咲く花なら何でもOKです。

わが家の庭には、まだ山茶花が咲いています。
初冬から100日以上咲き続けています。

冬の季語の水仙も、まだまだ元気。
福寿草は新年の季語。

菜の花。パンジー。
沈丁花もつぼみから一輪、また一輪と開き始めています。
サクランボも莟が膨らんできました。

紅梅は、盛りを過ぎて花が散り始めています。
それはそれで風情も。

梅といえば、謡曲「難波」に登場する春の花。
難波の港についた臣下が、梅の木の手入れをする老人に、
この木は名木か?と問う、問答のなかに、和歌が出てきます。

  難波津に咲くやこの花冬篭り今を春べと咲くやこの花

説明のなかには、梅は、春の花のなかでも先駆けて開くので、
花の兄ともいう、と説明があったりして、勉強にもなりました。
この場合は白梅でしょうね。

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