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長屋門公園にて

2013-11-21 15:42:04 | 日記
 今日は、長屋門公園へいって来ました。この場所は、相模鉄道線の希望が丘又は三つ境駅から20分程の所にある公園です。長屋門公園の名称は、この公園に、横浜市認定歴史的建造物に認定されている旧大岡家長屋門(きゅうおおおかけながやもん)と旧安西家主屋(きゅうあんざいけしゅおく)があり、この二つの古民家の「大岡家”長屋門”」からの名称のようであります。
 バンフレットによると、養蚕業の歴史は古く、日本では弥生時代に中国大陸から伝わったとされています。特に、明治時代にかけて隆盛期を迎え、この大岡家にあっもて生糸の生産・加工を家業として、大きく事業を興していた模様であります。
 もう一方の古民家は、元禄から続いて現当主13,4代を数え、天保期には「和泉村」の名主を勤めていたことを当家に所蔵される「相模国村高控帳」によって明らかにされている旧家の建物で、年代は明らかではないが、間取りや構造から、江戸時代中期(18世紀頃)のもとされている。
 この建物(現在の泉区)を平成2年に横浜市に寄付され、平成3年から、移築復元に着手して、同4年に6月に竣工したとありました。これらの建物の文庫蔵や穀蔵には、当時使用されていた農具や時代を示す古文書等が整然と展示されていました。
 一方、この晩秋の風物詩とも云える菊の展覧会が、この公園で行われておりました。主に盆栽仕立てのものが多く出品されており、主催者と思われる方に、盆栽仕立てについて伺ってみると、”盆栽道”にしたがって育てれば容易とのことで、生け花や書の様に〇〇××流と云うものはないそうであります。
 盆栽仕立てをする場合には、前年の6月頃又は9月頃に、刺し芽をして苗を作り、翌年、その苗にふさわしい台木に植え付けて、形を整えて行くようでありますが、卓越した技術と眼力で、施肥や芽の勢いなどを確り見極め剪定して行くには、やはり基礎知識を身に着け理解する必要があるとのことであります。
 これには、講習会等の指導を受けると容易に知識は身に着けられて、3、4年もすれば何とか展覧会に出品できる様になると云っておられました。
 誰もが、余暇を如何に楽しめる時、空間に加えて、仲間を作りそれが継続し活力となるかを、今回、もしみじみと感じさせられました。

(旧大岡家の正面、公園の入口にもなっている)

(大岡家の蔵)

(繭を運ぶかご)

(眉から糸を取り出す器具)

(取り出した糸を更に大きく巻き取る器具)

(旧安西家)

(安西家の裏木戸)

(旧安西家の裏に設置された休息広場)

(安西家の広間から奥座敷の様子)

(同土間の様子)

(菊の展覧会出品物)

(同じ)

(同じ)

(同じ)

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