野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

金本、4年契約の3年目(6日・契約更改)

2005-12-07 13:02:19 | Tigers DEN β
 146試合フルイニング出場、打率.327、40本塁打、125打点。セントラル・リーグMVP、選手投票によるMVPにも選ばれた、「4番」金本知憲にこそ大幅UPで報いて欲しかったのだが、4年契約の3年目ということで、年俸2億9000万円(推定)で据え置き(現状維持)。複数年契約は善し悪し、だと思う。本人も消化不良なら、見ている(だけの)ファンも物足りない、感じ。今シーズンの成績で「2億9000万円」は安すぎる、と思う。

 同期生の桧山進次郎は1500万円DOWNの1億500万円(推定)で契約。桧山も3年契約の3年目だったが、据え置き(現状維持)にならないのは何故? こんなに下げられることもない、と思うが。打率.278、8本塁打、40打点。シェーン・スペンサーとの併用でこの数字なら、上出来だと思う。
 寧ろ来シーズンが心配。同じ左バッターの若手、林威助が抜擢されるだろうから、来シーズンは代打の切り札的「扱い」になるかもしれない。37歳(になる)桧山の「意地」に期待したい。

桧山 1500万減サイン(デイリースポーツ)

安藤、一発更改!(5日)

2005-12-06 12:48:02 | Tigers DEN β
 安藤優也が1回目で契約更改したが、我が家の日刊スポーツでは、3200万円UPの7800万円(推定)。デイリースポーツでは、3500万円UPの8100万円(推定)。スポニチが「8100」で、サンスポが「7800」だから、各社(報知は不明)割れている。推定だから、こうなるのだろうが、キレイに(数字が)二つに割れているのが不思議。しかし、300万円の「開き」は大きいと思うが。

 中村豊もサイン。あの「9.7」ナゴヤドームの中日ドラゴンズ戦の一発、決勝ホームランが評価されて、500万円UPの3000万円(推定)。しかし、控えながら、打率.433をマークするなど、今シーズンはバッティングの調子も良かった。選手層の薄い他球団なら、レギュラーも狙えたバッティング、だった。
 外野のライトの守備力も棄て難い。来シーズンも、守備に不安のあるシェーン・スペンサーや浜中おさむの「守備固め」として出場機会は増えそうだ。

安藤「70点」8100万円でサイン(デイリースポーツ)

藤本も保留、浜中は2度目で更改(2日)

2005-12-04 21:34:52 | Tigers DEN β
 藤本敦士が200万円DOWNの年俸4500万円の提示を保留。妥当な査定だと思うが。今シーズンの藤本にUPする材料もなければ、現状維持の要素も少ない、と思う。無理やり(!?)セカンドにコンヴァートさせられたとはいえ、打率.249に落ち込んで、2番打者に期待していた首脳陣の構想は脆くも崩れた。これで鳥谷敬の2年目のブレイクがなければ、タイガースは≪優勝≫できていたかどうか……

 来シーズンは鳥谷が6番(あるいは)7番に下がる予定なので、藤本に再チャレンジの機会が巡ってくる。その期待に今度こそ、応えられるか? ライヴァル関本健太郎との競争に勝てるか? それとも2年目を迎える(セカンドにコンヴァートされる)赤松真人に追い抜かれるか? しかし、セカンドの守備力は藤本が断然「上」。この利点を生かして、来シーズンこそは「定着」して欲しいが……。

 この日、2回目の浜中おさむが前回(提示)から400万円UPの4200万円(現状維持)で更改。こういうのを見ると、ゴネ「得」なのか、と思う。1回目でサインするのが「損」に思える。藤本もそれを狙っている、のだろう。
 浜中の場合は殆どが期待料。来シーズンこそ、ライトのポジションを桧山進次郎と併用できる(ような)形にしたい。そのためには“うねり打法”の復活が急務か!? 来春のキャンプでは田淵幸一前チーフ打撃コーチの指導を仰ぎたい、浜中だろう。

藤本「簡単にサインしない」(デイリースポーツ)

井川、残留!(2日・契約更改)

2005-12-03 11:21:02 | Tigers DEN β
 いい判断だと思う。井川慶が「2億2000万円」(推定)の「現状維持」で契約を更改。来シーズンのメジャーリーグ移籍を断念した。本人が一番、自分の現在の実力を知悉しているだろう。現在の力でメジャーで通用するか否か? その判断が「残留」を決断させた。
 ただし、来シーズンのオフはポスティング・システム(入札制度)によるメジャー移籍の「内諾」を球団から得たのだろう。だから1発(1回目)で<サイン>に応じたのだろう。

 野茂英雄(前タンパベイ・デヴィルレイズ)もイチロー(シアトル・マリナーズ)も松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)も、メジャーで成功した日本人選手は、日本のプロ野球で「敵なし」の状態で、他球団から見れば「迷惑この上ない」存在だった。そんな選手がメジャーへ行くべきだと思う。残念ながら、現在の井川はそのレヴェルに達していない、と思う。

井川サイン 来オフメジャーへ光も(スポーツニッポン)

久保田も保留!(1日・契約更改)

2005-12-02 13:21:45 | Tigers DEN β
 ある程度、予想されたことだが、久保田智之も「保留」。ブルペン陣の同志、藤川球児の低評価を見て、自分もそうなるだろう、と覚悟はしていたのだろう。2800万円UPの6000万円(推定)の提示。確かに妥当な金額ではない、かもしれない。
 中継ぎや抑えの場合、登板試合は多くても、イニング数が短いから、査定ポイントが減少する。先発投手に較べ、不利は否めない。その(試合終盤の)短いイニングが「大事」で「価値」があるから、と言うリリーフ投手の「主張」は数字ではなかなか表しにくいため、こういう査定になるのだろう。数字に「情」を絡めるのは難しい作業だと思う。

 その先発の福原忍は8勝14敗(防御率3.51)の成績で1000万円UPの8000万円(推定)をGet!! 数字だけ見れば、DOWN査定だが、長いイニングを投げて、試合を作った点が評価されたのだろう。こういう査定を見れば、益々中継ぎ陣は「不公平」を感じることになるのだろう。ブルペンで共に戦況を見守り、試合の状況に応じて、戦友を送り出す、そういう彼らの「日常」が結束力を増す。

 そういえば、加藤隆行。2004年までタイガースに在籍していた速球派のピッチャーだったが、1日、特定商取引法違反(威迫行為)などの疑いで京都府警(生活経済課)に逮捕された。まだ22歳。高校(長崎工業)を卒業して、4年で解雇されたが、まだ若いだけに、四国の独立リーグで野球を続けるなり、日本選手権の優勝に貢献した梶原康司(松下電器)のように、社会人野球でプレーを続けるなり、やりようはあったと思うのだが……

 そんなタイガースOBがいるかと思えば、松下立美氏(48)のように、クラブチームを立ち上げる人もいる。三重県津市を拠点とする「三重高虎ベースボールクラブ」。加藤(容疑者)のような選手達の「受け皿」にもなるような、そんなクラブチームになってもらいたい、と思う。「松下立美」名前に覚えはある。確か背番号は「54」だった。「高虎」という名が美しい。

「これだけ!?」…久保田も安い(デイリースポーツ)

浜中「5」に!(30日)

2005-12-01 20:49:12 | Tigers DEN β
 浜中おさむが「31」番に別れを告げ、背番号「5」に。確かに「31」番は(ファンとして)似合っている、と思い込もうとして見ていたが、どこかに違和を感じていたかもしれない。やはり“ミスター・タイガース”掛布雅之さんの印象が物凄い(強い!)。浜中には合っていなかったのかもしれない。
 今度、若い林威助が「31」番を背負うらしいので、彼に期待したい。やはり、「31」番には左バッターが似合うか? それにしても、浜中は(開設して間もない)HPのアドレスを変更しなければならないが。

 タイガースの背番号変更は続いて、左腕・吉野誠が「21」から「47」に。移籍の前田忠節が「5」から「32」に。来シーズンも契約してもらえた筒井壮が「46」から(的場寛一の)「99」に。バファローズから移籍の相木崇は「48」に。
「21」番はルーキーの岩田稔が付けることになるのだろう。「21」は伝統的にタイガースの左腕が付ける番号。(古くは)益山性旭、遠山昭治(奨志)、そして吉野。吉野は「無念」だろう。来シーズン、何としても復活して欲しい。「JFK」の一角=ジェフ・ウィリアムスが「膝」に不安を抱えるだけに……

浜ちゃん心機一転 背番号「5」(デイリースポーツ)