非正規のゼニ感情とマネー術

41歳の厄前までニート、非正規をやっていました。
銭金の凹みがカバーできる市場は、学歴コネ親⑦光が不要で稼げます。

東京金 4月28日2016日

2016-04-29 07:01:49 | 日記
 東京金は、四月の最後の取引日でした。

 今週(4月25日~28日)の東京金先物(先限)価格は、始値4404円、高値4445円(28日)、
 安値4333円、そして終値「4361円、でした。

 特に目を引いたのが、28日(日本時間)の正午あたりでしょうか。

 ゴールド(COMEX)先物が、前日比10ドル安の1240.0ドルレベルから、戻り急で一気に前日と同じレベルに
 跳ね上がりました。

 ドル円は、111円台半ばから、一気に109円前後まで円が買われました。

 これは、日銀総裁の黒田さんが、「今回、金融緩和の追加はしませんよ。」と、発表してすぐのマーケットの反応でした。

 黒田さん、熊本の震災の後の円高を警戒して、口先介入にて円安誘導に一時的に成功したかに見えていました。

 しかしながら、その無理繰りの反動も含めて、一気に口先介入前のドル円水準に戻ってしまいました。

 アベノミクスの頼みの一本綱、日経平均株価も急落というか、暴落の口火を切ったかもしれません。

 これは、ニューヨークの株式市場の暴落をも誘発しておかしくはありません。

 黒田さん。ECBのドラジさんの真似をして、一年口先介入だけで円安方向へ誘導できないか、最低でも円高は阻止できない
 か、と虫の良いミミック作戦を展開しようとしたように思えます。

 ところがどっこい、猫ダマシのような底の浅い作戦は、何度も通用はしません。

 マーケットは、手ぐすね引いて、待ち伏せをしていたのです。

 これで、黒田さんには、効果を得られる政策手段がなくなった。

 「はい、それまでよ。」の。エンド・ゲームが色濃いです。

 今後は、何かやろうとしても、マーケットの餌食、食いものにされるだけです。

 これまで、何年も何回も、物価2%アップに失敗した結果が事実としてあるわけですが、「達成は2017年中。」と、
 性懲りもなくのたまわっています。

 大本営陸海軍部のやり口、うりふたつです。

 ということで、為替の影響大で、東京金は、4430円レベルから、4330円レベルへと、ツルベ落としとなりました。

 4月18日のザラ場安値4263円から、戻り高値が22日の4453円までありました。

 その後の、底値確認、価格の支持レベルでダブル・ボトムとなります。

 そこから、再び戻り局面から、4450円レベルを上抜けてくれば、
 新しい上昇サイクルの開始となります。

 ちなみに、前回の高値は、4622円と、3月7日の記録が残っています。

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