ゴールド対ビットコイン １１月２１日２０１７年

□「ゴールド対ビットコイン：ゴールド専門家の議論が具体化」（ZZeroHedge：１１月２１日）

　DollarCllapse.comから、John Rubino氏の記事

　仮想通貨の概念を愛好するが、貴金属を廃することを欲しない正貨の提唱者は、次の思想をあきらかにしようと

　試みてきました。

　ゴールド専門家のポジションの包括的な意見と共に、リスクヘッジは救いとなる。

　以下の抜粋を読んでみましょう。

　仮想通貨が、金融的なヘッジとしてゴールドに取って替わることのない理由のすべて。

　仮想通貨の伝道者があなたに話すことに関わらず、デジタル・トークンは、金融的なヘッジとして

　ゴールドに取って替わることは決してありません。

　次にその理由があります。

　
　１．仮想通貨は、貴方が考えている以上に、信用紙幣に類似しています。

　信用通貨の定義は、法定貨幣ではあるけれども、実物の商品の裏付けはない貨幣です。


　仮想通貨は、信用通貨の定義に、部分的に適合しているのが明白です。

　しかし、実物の商品にはこれらも裏付けられていません。

　全体的な供給は人工的に制限されていて、制限こそは人工的です。

　
　これを、ゴールド供給における物理的な制限と比較はできません。

　
　いくつかの国々では、政府が保証をする仮想通貨を求めており、これは信用通貨のステータスに一歩近づけます。

　ロシア、インド、エストニアは、かれら自身のデジタル・マネーを構想しています。

　デユバイは、すでに一歩進んでいます。

　９月に、王室はemCashとして知られる、ブロックチェーンに裏付けされた自身の通貨に着手する取引にサインをしました。

　
　あなたは、どのように効果的に、信用通貨に対して、他のタイプの信用通貨でヘッジするのかを、自問してみてください。

　
　２．ゴールドは常にアクセス可能な流動性市場を持ち続けています。

　資産は、もし人々が、それを製品、サービス、またはほかの資産の見返りに交換するとき、価値を有します。


　ゴールドは、この世でもっとも流動的な資産の一つです。

　あなたは、ゴールドをスポット価格で現金に替えることができ、その価値は国境に制約されません。

　ゴールドはゴールドです。世界どこへ旅行しても、地域通貨のすべてと交換可能です。


　仮想通貨については、同じとは言えません。

　多くの場所や広範囲で段々と受け入れられていますが、本流としての受け入れはまだまだです。


　ゴールドの流動性を担保するものは、その市場サイズの大きさです。

　資産に対する市場が大きくなると、流動性が高まります。

　ワールド・ゴールド・カウンシルによると、これまで掘り出されてゴールドは、７．８兆ドル相当です。


　比較すると、仮想通貨の市場サイズは、１６１０億ドルです。時価総額は、１１７０種類の仮想通貨に分かれます。

　ゴールドのような流動性と広範な受け入れになるのは、はるか向こうです。

　
　３．仮想通貨の大多数は消え去るでしょう。

　ウオール・ストリートの多くのベテランは、現在の仮想通貨の勃興を、１９９０年代のインターネットと比べます。

　インターネットの最初の流行の波で上昇したほとんどの株が、２０００年のドットコムバブル崩壊で、消えました。

　そのクラッシュは、代わって、今日繁栄するグーグルやアマゾンにような、持続的インターネットの会社を

　勃興させました。

　同じことが仮想通貨にもおそらく起きるでしょう。

　最初の深刻な調整で、多くが姿を消すでしょう。僅かなものが標準となりますが、それは今わかりません、

　仮に、米国のような主要な国が、かれら自身のデジタル通貨をこしらえたなら、かれらは、私的な通貨を不法に

　競争させることになりそうです。

　これは、個人的な小切手が不法であることと相違がありません。（１８３７年から１８６３年の、フルー・バンキング

　時代には合法でしたけごも・・）

　
　それでは、仮想通貨が今後何年か存在している間に、どちらになるかが、質問です。

　ゴールドに関しては、そのような推測は必要ありません。


　４．セキュリティーの欠如は、仮想通貨の効果を覆すます。

　セキュリティーは、仮想通貨のコミュニティーが直面する欠点です。

　月ごとに、ビットコイン取引所に関する、大きなハッキングニュースがあります。

　過去数ヶ月、比較的新しい仮想通貨であるイーサ（Ether）が、ハッカーのターゲットになりました。

　全部で役８２００万ドル分が盗まれました。

　
　ビットコインがもっとも大きなターゲットです。現在価格では、２０１１年に行われて盗難は、

　３７億ドルを超える規模です。驚きの数字です。

　仮想通貨にまつわるセキュリティー問題がまだ完全に正されていないので、効果的なヘッジとしての能力が

　妥協になっています。

　ゴールドにおいては、過去に預託分が盗まれたと、聞いたことがありますか？

　完全に保険でカバーされているのは言うまでもありません。

　ゴールドとビットコインの議論はまだ長い道のりがあります。

　しかし、もし結果が、どちらが世界のお金であるととしたら、政府よりはむしろ市場が決めるでしょう。

　希望としては、両者ともにそうである予知が望ましいです。