東京五輪の会場移設問題の顛末について、記者から小池知事に、「大山鳴動して、ネズミ一匹ではないのか?」と、質問が飛びました。
小池知事は、「失礼じゃないですか!」と、結果を良く吟味しなさいなと、嗜めました。
さて、油の生産量を減らしましょうという話がまとまったわけです。
たちまち、せっかくの合意にたいして、「失礼じゃないか!」という記事が目白押しい出てきています。
もしかして、こちらは失礼じゃなくて、順当なる予想なのでしょうか?
□コラム「OPEC大幅減産が「大したことない」理由(ロイター:12月3日)
-今回の合意のキモとなるのは、これは減産ではなくて、むしろダブついている原油を部分的に解消するだけだ。
-サウジは今年1月の生産日量に比べて、わずかに低いだけだ、1年前の生産量とほとんど変わらない。
-イラクは、今年1月の生産量よりも多い。
-イランは、今年1月の生産量に比べ、100万バーレル多くなる。
-要は、1月の生産量と同じ、3260万バーレルでの妥結である。
-非OPECのロシアも、減産後でも今年1月を上回る量となる。
-今回発表された削減によって、需給バランスを供給サイドに有利に傾けるというのは難しい課題におもえる。
-今回の会議に参加していない、米国、カナダの生産者は、少しでも価格が上昇すれば、その機を逃さず生産量を増やすだろう。
□ ロシアの原油生産が記録的水準、約束減産を控え(毎日新聞:12月3日)
-ロシアは今年11月の生産高を減産の起算点にする考えを示した。(他国は10月)
-11月は、日量1123万1000万バーレル。10月と比べて日量1万バーレル増えている。(すなわち月間30万バーレル)
-(厳しい気候がが終わり)来年第二四半期に減産開始となる見込み。
□OPECを脅かす米シェール業者、増産で対抗か(ロイター:12月2日)
-米国のシェールオイル開発業者はこの数年で生産コストを大幅に引き下げた。
-ノースダコタ州のバッケンシェールの生産コストは1バレル当たり15ドル。今なお下が続けている。
-生産コストはイランとほぼ同じ。日量は20万バーレル。55ドルで増産が進む。
-OPECは、コストを圧縮する一方で掘削リグを増やしてきた米国のシェールオイル業者が減産に即座に対応するのではないかと危惧している。
◆12月2日のブレント先物終値は、1バーレル54.46ドル、ニューヨーク原油は1バーレル51.68ドルと、その50ドルレベルを超えて引けました。
「オイルピーク」という言葉の使われ方は、10年前は、1バーレル300ドルになり、街から油が消えるというものでした。
300ドル予想が、50ドル着地です。人間らしい外れぶりですね。
今日では、油の消費量がこの先、右肩下がりにどんどん減っていって、余っていく。
過去一番油を消費した時期が、「オイルピーク」となりますという意味だそうだ。
ここほれワンワン、アブラ出てきたで、花咲か爺さんを延々と続けられる時代ではなくなったようです。
小池知事は、「失礼じゃないですか!」と、結果を良く吟味しなさいなと、嗜めました。
さて、油の生産量を減らしましょうという話がまとまったわけです。
たちまち、せっかくの合意にたいして、「失礼じゃないか!」という記事が目白押しい出てきています。
もしかして、こちらは失礼じゃなくて、順当なる予想なのでしょうか?
□コラム「OPEC大幅減産が「大したことない」理由(ロイター:12月3日)
-今回の合意のキモとなるのは、これは減産ではなくて、むしろダブついている原油を部分的に解消するだけだ。
-サウジは今年1月の生産日量に比べて、わずかに低いだけだ、1年前の生産量とほとんど変わらない。
-イラクは、今年1月の生産量よりも多い。
-イランは、今年1月の生産量に比べ、100万バーレル多くなる。
-要は、1月の生産量と同じ、3260万バーレルでの妥結である。
-非OPECのロシアも、減産後でも今年1月を上回る量となる。
-今回発表された削減によって、需給バランスを供給サイドに有利に傾けるというのは難しい課題におもえる。
-今回の会議に参加していない、米国、カナダの生産者は、少しでも価格が上昇すれば、その機を逃さず生産量を増やすだろう。
□ ロシアの原油生産が記録的水準、約束減産を控え(毎日新聞:12月3日)
-ロシアは今年11月の生産高を減産の起算点にする考えを示した。(他国は10月)
-11月は、日量1123万1000万バーレル。10月と比べて日量1万バーレル増えている。(すなわち月間30万バーレル)
-(厳しい気候がが終わり)来年第二四半期に減産開始となる見込み。
□OPECを脅かす米シェール業者、増産で対抗か(ロイター:12月2日)
-米国のシェールオイル開発業者はこの数年で生産コストを大幅に引き下げた。
-ノースダコタ州のバッケンシェールの生産コストは1バレル当たり15ドル。今なお下が続けている。
-生産コストはイランとほぼ同じ。日量は20万バーレル。55ドルで増産が進む。
-OPECは、コストを圧縮する一方で掘削リグを増やしてきた米国のシェールオイル業者が減産に即座に対応するのではないかと危惧している。
◆12月2日のブレント先物終値は、1バーレル54.46ドル、ニューヨーク原油は1バーレル51.68ドルと、その50ドルレベルを超えて引けました。
「オイルピーク」という言葉の使われ方は、10年前は、1バーレル300ドルになり、街から油が消えるというものでした。
300ドル予想が、50ドル着地です。人間らしい外れぶりですね。
今日では、油の消費量がこの先、右肩下がりにどんどん減っていって、余っていく。
過去一番油を消費した時期が、「オイルピーク」となりますという意味だそうだ。
ここほれワンワン、アブラ出てきたで、花咲か爺さんを延々と続けられる時代ではなくなったようです。
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