今日は、総務委員会でした。
休憩時間に外へ出ると冷たい風が・・・寒い一日でした。
最初の1時間は、総務委員会所管事項について,市長に対しての総括審議でした。
私は 1.選挙の公費負担について
2.掛合診療所医師・歯科医師の報酬について
市長の考えを質しました。
答 1.これから検討する。
2.報酬が十二分に出せない中で、ハートで頑張っていただいている。
市長が退席後、付託された案件について審議に入りました。
付託された案件は
議案第122号 長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の制定について など条例案件4件
議案137号 平成19年度雲南市一般会計補正予算(第3号) など補正予算案件8件。
請願・陳情の審査は、雲南市議会議員定数削減についての陳情 など3件でした。
その中で、委員からの「市税滞納者に対する差し押さえ」の質問に対して、担当者から、「県外の指定暴力団を訪問し、その県警察本部の同行のもとで差し押さえた・・・」と生々しい状況が報告されました。
仕事とは言え、まさに命を懸けた職務遂行です。ご努力に脱帽です。
また、委員から、「現在、一般質問だけをテレビ中継・録画放送しているが、委員会の中継・録画放送もしてはどうか」と提案があり、検討に入ることとなりました。
市民の方の中には、一般質問だけが議会と思われている節もあり、市政をこと細かく審議する委員会を放送することはいいことだと思っています。
表決の結果、議案12件は原案のとおり全会一致で可決すべきものと決定しました。
請願・陳情案件について
①「JR不採用問題の解決に向けた協議の開始を求める意見書」の提出を求める陳情書・・・継続審査と決定
②雲南市議会議員定数削減についての陳情書・・・継続審査と決定
③悪質商法被害を助長するクレジットの被害を防止するための割賦販売法の抜本的改正に関する請願書・・・全会一致で採択と決定
その中で、②議員定数の陳情にについては、「定数を20に・・・」の経緯・根拠等について陳情者の意見を聞くため、次回委員会に陳情者代表4名を参考人招致することが確認されました。これから手続きに入ります。
なお、この陳情書は、7638名の署名を添えた陳情書です。その中で現職議員1名が署名しています。
自治法では、「議員が請願者である時は除斥する」とあります。議員は、審議権を持っており、請願という間接的な方法によらず本会議や委員会で質疑・提案できます。それにもかかわらず、請願すること自体が議員の利害に関連し、審議の公正確保に影響するものとして除斥すべきものと解されます。
「除斥」とは、対称となる議員は、委員会や本会議において,その案件についての審議に加わることができず、会議場から退席することです。
今回の事案がこれに該当するか否か調査をしました。
全国市議会議長会の見解は、「除斥の対象にはならない」とのことですが、「議員定数」については、執行部や県・国への請願・陳情と違い、「議会で議決」で即決定する事案です。私は、腑に落ちません。
今日の委員会審査結果は、議会最終日・20日の本会議で委員長報告され、質疑・討論・採決されます。