今日はクリスマスイブだ。思い出話を少し・・・。
昭和56年当時、我が家の次男は松江市のカトリック系の暁星(あけのほし)幼稚園に通っていた。
朝、登園すると、敷地内にある礼拝堂の「聖マリア様」に手を合わせてから園舎に入る。
クリスマスパーテーは、儀式を重んじ、さすが本物だった。
家庭の事情で、昭和57年6月から木次町へ帰り、西日登幼稚園へ通うようになった。当時の西日登幼稚園は、朝登園すると上半身裸となり小学校の校庭を走ることが行われていた。次男は、なぜか登園しにくい症候群となってしまった。家にいて、走るのが終り、チャイムが聞こえてから登園するようになった。
私は、少し経ってからその原因に気付いた。
「そうだ、カトリックの世界では、他人に肌をなるべく見せないようにする。ましてや朝から裸とは抵抗感があるな・・・」 と。
教育の偉大な力をそのとき知ったが、「暁星で良かった」と、今でも思っている。