ぼちぼちいこか。一緒に歩こう!

LDとアスペルガーのボーダーの息子と共に歩いている母の日記

病院での最後を選んで

2010年04月29日 | 仕事のこと
退院当日の早朝、体調を崩し退院は中止に。
主治医よりSさんの状態は更に厳しいと説明があり、施設入所を勧められ、ケアマネと相談して返事をすることになった、と息子さんがやってきた。息子さんの思いを伺うが、相反する思いがありなかなか決心がつかない。

何度も何度も同じ話をしたけれど決めかねている様子。
母の為には家に帰さねばならい=義務感!?
できるだけ元気で一日でも長く=本心!?
最後の時は病院で=本心!?
そして、主治医の本心は「自宅での現状維持は難しい。最後は病院でと希望しているが、急性期の病院で治療もせず看取るとは言えない。施設入所の方向としてくれれば入院していても病院側にも体面がたつので最後まで病院で看る事ができる。」というところか!?

お話を伺う事一時間半。迷いに迷って出した結論は「施設入所を希望ししばらくは病院で体調管理してもらい、少しでもいい状態で過ごせる様にしてもらいSさんとの時間を大切にする。」

前回の退院で自宅に帰れた事はSさんへのおおきなプレゼントになったと思う。もうそれで充分ではないかと私は思う。
そして、主治医の先生の配慮にも感謝。
でも、どんな選択をしてもきっと、あれで良かったのかと悩むと思う。以前先輩ケアマネに言われた言葉。
「悩みに悩んで出した結論は一番いい選択だから大丈夫!(^^)」とても救われた言葉だった。
個人的には家に帰してあげたかった。でも、これが一番いい選択だと心から思う。

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