くるまのニュースから、以下の記事。
今回は、あおり運転に触れないでおこうと思います。
これには、色々な人の利益観念があるので、絶対に無くなりません。
それは、エゴや利益観念に関連します。
（つまり、あおり運転をするような人がいると、商売になる、利益が得られる人がいるという事です）
今回は、目の話。
私は、加速してから前走者より速度が速くなると加速をやめます。
ゆっくり前走者に近づく・・・同速度に近づく・・・前走者と同じような減速で減速していく。
このプロセスを心がけています。
つまり、曲線を描いて速度と距離をコントロールします。
まあ、車を不安定にしたくないっていうのが本音ですけどね。
で、バックミラーを見ていると、私が減速しているにもかかわらず、ほとんどの車が加速して来るように見えます。
そして、ぎりぎりになって「ドーン」とブレーキを踏んで、間に合わないので”カックンブレーキ”に１００％なる。
信号機前なら、１００％停止線を超える。
（停止線って重要なんですよ。。。トラックとかバスが困っちゃいます）
関東にいる時は、あんまり感じなかったのですが、地方に来てから非常に感じるようになりましたね。
つまり、前の車との車間距離と速度差を感じる能力が異常に低いという事が言えるのではないでしょうか。
歩いていても、人の導線にわざわざ乗って、ぶつかるように歩いてきますし、車だけではなさそうです。
これは、ご当地ものなのかもしれません。
まあ、ご当地ネタはこっちに置いておいて・・・突然ですが質問です。
「対象と自分が遠ざかる」「自分が対象に近づく」どっちが気になりますか？
グーグル先生に聞いても、なかなか出てこないのですが、昔聞いた話では
「対象と自分が遠ざかる」方が、目の反応が早いそうです。もっと言うと、離れていく事に不安感が出るのではないでしょうか。
逆に「自分が対象に近づく」事には、非常に鈍感なのだそうです。
そのため、前走車に近づいてきてても、まったく目（脳）が反応しないという事が起こります。
結果としてブレーキを踏むという行為が遅れることになりますが、ここにも錯覚が存在します。
人間の脳はペダルに足を置くと、感覚や視覚が減速している風な状況を作り出します。
物体が右から左に動いているのを目で追いかけている時、途中で物体が止まっても、そのまま左の方に視線が行ってしまうことがないですか？
予測のもとに人間の脳が作り出したものです。これを回避するには、ちゃんと車の動きを感じないといけないわけです。視覚と予測だけでは難しいと思います。
ブレーキペダルを踏むことが目的ではなく、車が前傾姿勢になり、減速し始めるという事が減速であるという事が、経験不足している。
これが、減速の遅れの原因ではないでしょうか。
目の問題について、どう対処するか。
当然、前走車を凝視しないこと。周りの風景や地面、目の前の事象と合わせてみること。
私は、販売されている車のシートポジションが好きではありません。
座った時に、首を振らなくても視界の中に、メーター類のパネル、ステアリングの上部、目を左右に振るとサイドミラー、願わくば信号があるという位置が好きで、その位置を目指します。
こういった情報を視界に入れることで、全体の空間が生まれ、結果として前走車を凝視することが無くなります。
そういう努力も必要なのではないでしょうか。
このポジションだと、ステアリングの上部を握って運転することができなくなるので、安全運転になりますよ。
私が、サーキットで教わったのが
「車を止めることと曲げることは人の責任。加速は車の責任」
という事でした。
そのため、周りをちゃんと把握し、何が何でも車を止めることを優先してきました。
うまくないですが、技術も勉強してきました（結果として、加速は全然うまくいかない・・・）。
ただ、一般道では「加速」のみ注目され、止める曲げるという、一番重要なことがないがしろになっているのではないでしょうか。
自動車学校でも警察でも、こんな話誰もしませんよね。
そりゃ、問題があるドライバーが増えますよ。
（そのための自動運転ですが・・・それは別の話）
「そんなこと自動車学校で教わらないもん」・・・そりゃそうだ。
自動車学校って学科を学ぶところでしょ（笑
・・・おっとっと変なことを書くところだった。。。
