面白い記事を見ました。
アクセルから足が離れないのか。。。
実は、私もサーキットを走り始めた時、簡単にアクセルから足が離れませんでした。
ただ、マニュアルの車なので、エンストして助かったところはあります。
そして、何度も何度もスピンをすることで、瞬時にブレーキを踏めるようになりましたし、クラッチも踏めるようになりました。
最終的には、スピンなりかけの時、考えられるようになりました。
アクセルをちょっと踏んだ方がよいのか、あきらめてブレーキで止めた方がよいのかと。
まあ、慣れたといえば慣れたのですが、記事書かれている「馴染みの行動を繰り返す」の対象が変わったんですね。
つまり、「馴染みの行動」が「ブレーキ」になったんですね。
アクセルよりブレーキ。
ブレーキをどこから踏むか、どうやって踏むか、どうやって離すか。
アクセルは二の次。アクセルを踏んでいる間は「休憩」もしくは「次のブレーキについて考える」時間。
恥も外聞の捨てて、とにかくスピンしまくって、練習しまくって、体にしみこませた内容です。
まあ、ドリフトドライバーのテクニックには遠く及びませんけどね。
さて、高齢者に限らずですが、自信過剰にならない方法って何ですかね?
私が考えるに
- ちゃんと挨拶をする
- 新しい難しいこと、危険なことにチャレンジする。なるべく早くに
- 上には上がいることを知る
- 少し高額な車に乗る。そして6か月ごとにオイルを変える
笑ってしまう。
「ちゃんと挨拶をする」ですが、侮るなかれ。
ダメな人に限って挨拶ができない。これは、経験上感じること。
「ありがとう」「失礼します」「すみません」こんな簡単な言葉すらいえない。
なので、まず言えるようになりましょう。
言えるという事は、周りの人の気持ちが理解できるようになるという事ですからね。
周りがわかれば、自分を客観的に見ることが出来るようになるんです。
変に自信過剰になっていることが理解できるはず。
「新しい難しいこと、危険なことにチャレンジする」は、その通りの内容。
記事で「エイジングパラドックス」が起こるというのなら、起こらない経験にすればいい。
簡単に身につかない経験をすればいい。
なるべく難易度が高い(危険度は、こっちに置いておいてね)経験が良い。
体験で終わらせない。
そして、明確な目標を作る。
競技なら「~秒でクリアする」とかね。
「~に勝つ」「~ができるようになる」はダメ。目標を下げてしまうから。
そして、0の状態から逃げずにやり続ける。
わからなければ、若い人だろうが、知らない人だろうが、頭を下げて教えてもらう。
そして、3番目の「上には上がいることを知る」を実感する。
かなわない、知らない世界が世の中にあるのだと知ることが重要。
そして「弱者アピール」ではなく、必ず上達するのだと心に誓う事。
・・・いや~世の高齢者には、絶対できないだろうな~。難しい過ぎるね。・・・若い人もできないだろうけど。
そして「少し高額な車に乗る」ですが、
「この車を壊すと、いくらかかるか」
を考えるためです。
高額な修理費を考えると、自然に自分のリミッターが働きます。
まあ、中長期の先を考える能力があることが前提ですけど。
多分、この能力が無いから面倒なんだけど。。。ね。
そして、ちゃんとお金がかかっていることを実感するために、6か月でエンジンオイルを変える。
そう、お金が自分を抑止する手段にするというのも手です。
とにかく、自分を追い詰める。
そんな経験が、多くの「できないこと」を「できるようにする」方法です。
何もしない人ほど危険だと、私は思います。
ちなみに、車のペダルから足が離れない場合、昔、プロのレーシングドライバーに教えてもらったこと。
「足の指を広げる」
とのこと。
足の指を広げると、自然に力が抜けて足が離れるとのことです。
なるほどと思いました。
私がやっているのは、ペダルを斜めから踏むこと・・・というか正面で踏んでいるのを、少しずつ斜めにずらしていく。
そうすると、少しずつ力が抜けて(対象物に伝わらなくなるのが正しい)いきます。
まあ、普通の人は、それどころではないのでしょうけどね。