雑にゃん日記<俺ってズレてる?>

文章を書く練習で始めました。
いろいろな趣味や語りを書きたいと思いまーす

ジャパニーズホラー?「忌怪島」見ました。。。ねの感想

2023-07-16 19:24:04 | 映画

いや~、このタイトルの雰囲気久しぶりでございます。

映画ネタでございますです。

上映開始から随分時間がたっていますが、ジャパニーズホラーを見たい私としては、なんとか滑り込みました。

 

今回見たのは「忌怪島」というタイトル。

 

映画『忌怪島/きかいじま』| 大ヒット上映中!

主演:西畑大吾(なにわ男子)×監督:清水崇(「呪怨」「犬鳴村」)で贈る、映画『忌怪島/きかいじま』!6月16日(金)、鳥肌必須の恐怖を見逃すな!

映画『忌怪島/きかいじま』| 大ヒット上映中!

 

犬鳴村・樹海村・牛首村といったタイトルを制作した、ジャパニーズホラーの巨匠作品です。

腕時計では、約110分フォーマットかな。

 

シナリオや解説については、公式ページなどを見てね。

私は、あくまでも感想を書きます。

ざっくりシナリオを俯瞰で見ると、使い古された、よくある話を現代風にした感じですね。

基本的には、「リング」の現代風な塗りなおしに見えました。

ということは、「リング」というタイトルが、これほどまで偉大なのかと思わせられます。

 

とはいえ、「これがジャパニーズホラー?」って感じもします。

見てて思うのは、この作品を見せたいターゲットが明確である点。

それは、主人公の「ジャニーズ なにわ男子~君」を見たい女子たちが、明確なターゲット。

そのため、難解な話、複線、カメラにちらっと映るヒントなどを、とにかく排除した単純な話の構成。

そして、役者たちのバストアップのアップばかりのカメラワーク。

これは、ホラー映画を作っているわけではなく、役者のプロモーションを作っているのだと、私は思いました。

昔は

「漫画なんか読まずに、小説、新聞を読みなさい!」

と言われたものですが、現代は、漫画すら難しくて読めない人が多いと聞きます。

そんな人が、映像を見ると「全て解説」しないと難しくて見れないということなんだろうと思われますね。

 

本当にホラーを作りたいのであれば、エンドに向けて「何が恐怖なのか」を明確にし、原因は何か、逃れられるのか逃れられないかを伏線とともに(説明せずに)チラ見せして行くべきじゃなかったのかな?

そう感じずにはいられないかのような、単純な流れ。

色々なところで「考察」って書いてありますが、考察しなければいけないということは、色々話がつながっていないことですからね。

 

カメラワークも、奥から手前、手前から奥といった一点透視法的な構図ばかり。

う~ん、なんでだろうね。

すごく単調になっています。

話の途中に、急に合わせ鏡のシーンがあり、意味があるんだろうな。。。とは思いますが、わかりにくい。

多分最後のあのシーンにつながることなんだろうと思うのですが。。。

それから、主人公以外のキャラクター性というか、役割が不明確。

というか、単なる”にぎやかし”にしかなっていない点。

いなくても、あまり困らない存在になっていることは、非常にかわいそうなキャラクター達です。

一人ずついなくなるとか・・・そういう役割を持たせてもね、良かったのでは?

役者さんが、少々かわいそうでしたね。

 

時間ループ、世界から抜け出せないなんて、使い古されたネタですよ。

(物語の最後は、こういう意味なんだと思いますが。。。)

ちょっと、「サマータイムレンダ」とか「ゼーガペイン」「ひぐらしのなく頃に」を思い出しちゃいました。

アニメの世界では良く使われる話です。

「まだ解決はしていない」

これは「リング」から派生した話。

ホラーってこういう良い話が、脈々と違うアプローチで使われるものなんですね。

 

とはいえ、本作にノベライズがあるのかはわかりませんが、たぶんノベライズは面白いと思います。

ようは、見せ方なんですよね。

まあ、ジャニーズのプロモーションなので、こうなっちゃうんだろうけど。。。

なんで、主人公は下を向いた影を持った男ばっかりなんだろう?

素直な、あくまでも普通なキャラクターにはできないものだろうか?

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エンジンオイルの粘度とフィ... | トップ | 右足首やりました。歩けるの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画」カテゴリの最新記事