さて、サッカーワールドカップが終わりましたね。
結果としては、アルゼンチンがチャンピオンになって終了しました。
おめでとうございます。
選手たちが、実力を十分に出した結果であり、祝福されるべき結果だと思います。
そして、日本選手の皆様、スタッフの皆様もお疲れさまでした。
結果は喜ぶべきなのか?反省すべきなのか?それは、私たちがいう事では無く、関係者がそれぞれ感じる事だと思います。
私が言えることは「お疲れさまでした」です。
と言いつつも、私はサッカーには興味がありませんし、国際試合と言うのにも興味がありません。
そんな中、ちょこっと話がありましたので、ここで書こうかと思います。
あるエレベータで、お爺さんが乗ってきて「昨日の試合すごかったね。いやぁ~惜しかったよ」と、クロアチア戦の後です。
私としては、負けたわけですから何かが足りなかったんだろうと思います。
それは、選手たち、スタッフたちの方が、良く感じていることだと思います。
なので「まあ、実力が足りなかったんですよ」というと
「実力は十分あった!!」
と、また暴れ始めました。ほんと高齢者が暴れるのによく巻きこまれます。
「またか」
と思ったので、さっさと「はい、はい」と、その場を外しました。
困りますね。
こういう自分の都合を人に押し付けるタイプ。というか、自分が思うものが絶対だと思うタイプ。
これを「正常性バイアス」という。
都合をバイアスをもって信じ込もうとする心理学の用語。
そして「同調性バイアス」。
同調することが当然で、同調しないと「敵」とみなす心理。
毒されていますね。
冷静に考えると、負けたのだから「何かが足りなかった」という事では無いでしょうかね。
とはいえ、私はサッカーができるわけでもないので、部外者の私が、あ~だ、こ~だと言う立場でもないです。
それは、選手たちが考える事です。
言えることは「おつかれさま」だけです。
そして、アルゼンチン選手については、サッカーに関して「優勝するに値する実力があった」という事では無いでしょうか。
「正常性バイアス」には気を付けましょう。
そして次は、「アルゼンチン」という国。
優勝した後、国を挙げて大騒ぎしていました。
まあ、一大イベントでのチャンピオンですからね。わかります。
そして、その「アルゼンチン」と言う国。
今まで何度もデフォルト(国家の経済破産)を経験しています。
今も、デフォルト直前で、なんとか交渉して回避しています。
つまり、国家の経済が不安定なんですね。
サッカーに興じていますが・・・経済もね。と思ってしまいます。
まあサッカーで、一時の不安感を紛らわすという意味もあるのかもしれませんが。。。
最後に、国際試合という奴。
国際試合の時だけ騒ぐ人たちが沢山います。これ事実。
でもね。私、国際試合って好きじゃないんです。
このグローバルな時代に、国家間ってちょっと違うんじゃなかろうかと。
クルマの話で申し訳ありませんが、トヨタが走らせているWRC(ワールドラリー選手権)。
日本代表として参加しているように見えて、実はチーム自体はヨーロッパトヨタ。
クルマを作ったのもヨーロッパだし、ドライバーも世界各地の選手。スタッフもグローバル。
もう、ここまでくると「日本」なんてクルマメーカの出身国と言うだけしかないわけです。
ちなみにヒュンデ(ヒュンダイ)も同じ。
WRCをみて「日本代表」というのは、某民放テレビ局だけです。
もう国代表なんて、時代錯誤ではなかろうか?と思うわけです。
昔、サッカーでトヨタカップってありましたよね?今は・・・FIFAクラブワールドカップって言うのね。
こっちの方が、正しい形では無いでしょうか。
国家間の争いを作るくらいなら、国家間で協力して何かを成し遂げよう。
その方が、何倍も良いのでは?
サッカーに興味が無い理由は・・・また別の機会にでも(笑