斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

下電バス&琴参バスの瀬戸大橋線を行く

2019-09-16 17:02:47 | バス
 瀬戸大橋線
 といえば、JRのイメージが強いですが、路線バスでも瀬戸大橋を渡る路線があります。名前は何度も聞いているのですが、なかなか乗車する機会が無く、この度ようやく乗りに行くことが出来ました。その時の様子をレポートします。
 瀬戸大橋線は児島~坂出を結んでいますが、かっては直通運転があったものの、今は児島方は下電バス、坂出方は琴参バスが運行しており、乗り継ぎが必要になっています。でも、直通していた名残りで運賃を通算することが出来るそうで・・・。


 児島から
 下電バス
 に乗ります。下電バスは全て与島までの運行で、車両も高速道路を通っていることから、シートベルト付きの車両に限定しているそうで・・・。今回はN447が来ました。


 児島駅を出て駅周辺を少し走ったのち高速道路の瀬戸中央道に入ります。でも、この時点では瀬戸大橋はまだまだです。


 しばらく走ると、いよいよ
 瀬戸大橋
 です。大橋を渡ると、何故か高揚感が・・・。ほんとにスケールがでかい!


 でも、櫃石島に入ると、すぐに高速道路から外れてICを出ていきます。すると、ゲートが・・・。櫃石島へ車で行くには島民などに発行されるBカードが無いといけないそうで・・・。その確認のためにゲートがある感じですね。路線バスは島内の公共交通を担うためにカードを発行しているようですね・・・。でも、ゲート周辺をよく見ると、車がUターンできるようなスペースが確保されていました。
 櫃石島内を少し走り、少し広めの回転場を持つ櫃石に到着。バスは一息つく暇もなく折り返し、来た道を戻っていきます。


 再び大橋を渡り、与島に到着し、バスはここで高速道路を降り、島内に入ります。少し走ると、終点の
 与島第二駐車場
 に到着しました。下電バスはここまでなので、下車です。



 バス停は与島北部の与島PAの駐車場の側にあり、バス停からは瀬戸大橋を眺めることが出来ます。にしても、橋のスケールのでかさに驚き・・・。このバス停はかっては瀬戸大橋フィッシャーマンズ・ワーフ前という名前だったそうで・・・。
 にしても、下電と琴参でバス停ポールが別々なのは驚き・・・。尚、バス停から少し行ったところに回転場があり、さっき乗った下電バスが折り返し待機してました。



 しばらくすると、これから乗る
 琴参バス
 の坂出行きがやってきました。琴参バスは与島南部にある浦城まで運行しており、与島第二駐車場は単なる途中停留所でした。でも、瀬戸大橋線は琴参バスの1往復以外全て与島で乗り継ぎできるダイヤを組んでいるそうなので、利便性は確保している感じですね。
 やってきたのは日野RJのトップドアでした。琴参バスも車両決まってるのかな・・・?因みに乗車した639号車はシートベルトなしでした。


 高速道路に入り、与島を出ますが、1つ橋を渡ればもう坂出です。坂出ICで高速道路から降りて、一般道を通っていきます。


 そして、
 坂出駅
 に到着し、ここで降ります。バスは更に回生病院まで行き、ここが終点となります。病院まで足を延ばすのは田舎でありがちですが・・・。

 乗ってみて、瀬戸大橋線は単に瀬戸大橋を渡るだけでなく、櫃石島、岩黒島、与島の公共交通を担っているんだなと感じました。乗った時は2~3人しか乗ってなかったのですが、廃止してしまうとこれらの島への交通がほとんど途絶えてしまうんですよね・・・(島内はタクシーすら入れないしね)。
 以上です。

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