斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

びわこ池田墓園バス停と新設系統

2016-07-14 21:53:11 | 京阪バス
 5月20日に京阪バスの大津営業所管内でダイヤ改正が行われ、
 びわこ池田墓園
 へ向かう路線が2系統新設され、同時にびわこ池田墓園バス停が開設されました。その様子をレポートします。
 びわこ池田墓園は全国に点在している創価学会系の墓園の一つで、今年になって開園したものです。開園に合わせてそこに京阪バスが乗り入れるようになった形です。




 びわこ池田墓園
 バス停はびわこ池田墓園の敷地内にあり、広大な敷地内のうち本部に隣接して設けられています。もちろん、バス停は路上にありますが、敷地があまりにも広大なのでバス停周辺が広々とした印象を持ちました。大津管内ではそういうバス停があまり無いので、凄く違和感に感じたものです。
 尚、びわこ池田墓園の出入口は1つしかないので、バスはバス停を出発した後、敷地内を巡回するように回転し、出入口から出ていきます(回転場そのものはありません)。因みに敷地が構内なので、墓園内の巡回バスが運行されていて、その運行を近江タクシーが受託しているようです。私が見かけた時はローザ又はハイエースが入っていました。


 バス停ポールです真新しいポールですね・・・。びわこ池田墓園には毎日2往復のバスが乗り入れていて、いずれも昼間のみです。





 5月20日ダイヤ改正で新設された2系統のうちの1つの
 55号経路
 です。55号経路は石山駅から野々宮を経由してびわこ池田墓園に至る系統で、土休日のみ2往復が設定されています。石山駅から赤尾町までは52号経路と同じルートですが、赤尾町からは桜峠と曽束大橋・曽束トンネルを経由してびわこ池田墓園に至ります。その間はバス停が無いので、約10分以上延々と走り続けます。尚、このルートは2000年代後半まで運行されていた正月三ヶ日の4号経路の迂回ルートそのもので、迂回ルートが55号経路として定期的にバスが通るようになった形です。
 車両は大型車が充当されています。石山駅発11時47分発の便はびわこ池田墓園でそのまま55号経路石山駅行きとして折り返すので、その間約30分間待機する事になります。大津管内では基本的に10分以内で折り返す事が多いので、長時間の折り返し待ちは珍しいかと・・・。



 55号経路石山駅行きです。石山駅行きは経由表示が無く単に石山駅のみと表示されます。もちろん、最近流行の英語表示付きです。



 こちらは5月20日ダイヤ改正で新設された2系統のうちの1つの
 4H号経路
 です。4H号経路は大石洋学校から曽束・びわこ池田墓園を経由した後内畑に至る路線で、4F号経路をびわこ池田墓園経由としたものです。4H号経路は平日のみの運行で、平日は55号経路に代わって4H号経路が運行される形になっています。つまり、土休日は石山駅から直行で行けるのですが、土休日は大石小学校での乗り換えが必要という形です。車両は大石地区ゾーンバスの運用の中に組み込まれている関係で中小型車が充当されています。因みに2往復のうち、1往復は内畑で4H号経路→4H号経路で折り返しますが、もう1往復は内畑で4H号経路→4F号経路又は4F号経路→4H号経路という形で折り返しています。
 写真は4H号経路内畑行きですが、行先表示がびわこ池田墓園・内畑となっており、曽束の表示がありませんでした。



 こちらは4H号経路大石行きです。表示が曽束・大石となっていて、4F号経路と同じ表示になっています。ただ、曽束の表示が小さく、何か違和感に感じました・・・。アルファベットがどんどん増え、Hまで行くようになったのは驚きです・・・。


 5月20日のダイヤ改正で4H号経路の新設に伴い、平日の午前中を中心に大石地区ゾーンバスのダイヤ構成が変わりました。その結果、内畑発着便が増えていました。最初、4H号経路の新設に伴い、その分4B号経路または4F号経路が削られるのではと思ったのですが、意外とあまり変わっていませんでした・・・。そのため、9時台から12時台にかけて概ね1時間に1本内畑にバスが来る形になりました。
 尚、午後からは基本的に改正前と変わっていません。

 以上です。

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