ツーロンのスーパーマーケット ４

野菜売り場ですが、日本のスーパーとは一寸違いがあります。何処が違うか分かりますか？
野菜がバラで並んでいます。日本だとパックされて１パック幾らという買い方が多いです。あるいは一個幾らという感じですが、こちらでは欲しい野菜を自分で袋に詰めて売り場に置いてある秤に掛け野菜の種類を入力すると金額が印刷されたシールが出てきます。それを袋に貼ってレジに進むのです。この方法なら手間は掛かりますが、必要な分だけ買うことが出来るし不要なトレーまで買う必要はないわけです。
レジの様子も日本とは大分違います。レジの周囲はしっかりガードされています。現金で買う客は少なくてたいていの人はクレジットカードで買いますが、中には福祉の役所から支給される金券で支払う人もよく見かけます。
レジを囲ってガードして居るのは盗難防止対策だと思われます。
ヨーロッパの国々はいずれも移民や外国からの出稼ぎが多いから、現金や金券が入っているレジスターに手を出したくなる貧しい人も多いからです。
日本のスーパーのレジは囲いもないしレジスターも客から手の届くところに設置されています。欧州に比べると日本は遙かに治安が良いのです。