オーベル・シュル・オワーズのランドマークはゴッホの描いた教会です。
小高い丘の中腹に建っているから遠くからでも直ぐに分かります。私はこの教会を見ると「また今年もゴッホの墓参に来られたんだなぁ!」という感慨に耽るのです。
教会の鐘楼には足場が組んでありなにやら補修中のようです。この教会も拝観料なんてものは徴収していないし、信者さんもそう多くはないようですから補修の財源はどうなっているんだろうと心配になります。教会には賽銭箱なんて物はないから私が出来ることは貧者の一灯で蝋燭をなにがしかのお金を投じて灯すことくらいです。

