Aさんは1万円稼ぐのに10時間働かなくてはならない。
Bさんは1万円稼ぐのに1時間働かねばならない。
しかし商品市場でAさんもBさんも同じ1万円の価格のものを買うとすると、1万円という貨幣は1万円でその価値は同じです。
Aさんの生活レベルからすれば1万円の商品はすごく高価なものとあります。ですから1万円の使用価値は高いと見ることができるでしょう。
一方Bさんはその生活レベルからすれば1万円の商品はそうは高くないように見えるでしょう。ですから1万円の使用価値が低いということになります。
格差が生じますね。
でも、AさんもBさんも労働をして得た貨幣ですのでまだいいのですが、不労所得者や企業の経営者として人の労働により上前をはねたような階層の人がBさんのさらに10倍も所得を得たとすると、この階層の人の1万円という貨幣の使用価値はさらに下がるでしょう。
1万円札の使用価値は無に等しい。
この1万円札の使用価値の差が所持ることによって格差が生じる。
この1万円札という貨幣の価値は同じである中で1万円という商品は様々な人と接する。
Aさんのような1万円札の使用価値が高い所得層が圧倒的に多くなれば、その商品の消費は極端に減少しますね。
不況となります。
富裕層は1万円の商品には無頓着に接しますが、現実社会はその1万円の商品の消費が減ります。
最終消費は大衆が消費することになりますから、数百億円あるいは1兆円単位で動く企業や国家のデフレ不況感がすごいことになります。
Bさんは1万円稼ぐのに1時間働かねばならない。
しかし商品市場でAさんもBさんも同じ1万円の価格のものを買うとすると、1万円という貨幣は1万円でその価値は同じです。
Aさんの生活レベルからすれば1万円の商品はすごく高価なものとあります。ですから1万円の使用価値は高いと見ることができるでしょう。
一方Bさんはその生活レベルからすれば1万円の商品はそうは高くないように見えるでしょう。ですから1万円の使用価値が低いということになります。
格差が生じますね。
でも、AさんもBさんも労働をして得た貨幣ですのでまだいいのですが、不労所得者や企業の経営者として人の労働により上前をはねたような階層の人がBさんのさらに10倍も所得を得たとすると、この階層の人の1万円という貨幣の使用価値はさらに下がるでしょう。
1万円札の使用価値は無に等しい。
この1万円札の使用価値の差が所持ることによって格差が生じる。
この1万円札という貨幣の価値は同じである中で1万円という商品は様々な人と接する。
Aさんのような1万円札の使用価値が高い所得層が圧倒的に多くなれば、その商品の消費は極端に減少しますね。
不況となります。
富裕層は1万円の商品には無頓着に接しますが、現実社会はその1万円の商品の消費が減ります。
最終消費は大衆が消費することになりますから、数百億円あるいは1兆円単位で動く企業や国家のデフレ不況感がすごいことになります。