日銀が出口に向かわざるを得ない要因は様々なものがあるでしょうが、日銀はいつか出口に向かわざるを得ないし、去年から出口論がちらほらと出始めている。すでに日銀の国債買い入れ額は減少していると言われる。
日銀が通貨供給量を増やしマイナス金利に舵を切っても通貨量が増えただけで企業の設備投資そしてその設備投資を支える個人消費が伸びない中で、貨幣の回転が伴わない結果景気の好転も起きずに、株価の高騰と企業の利益だけを上昇させる結果となった。
株価の高騰はもちろん大量の資金が株式市場に流れ込んだという事ですが、同時に日銀がETFの買い入れを強め、年金積立金の運用という形でも株価が下がる場合はその資金で買い支えをしてきたという経緯もありその株価への影響は大きい。
このような中で日銀が出口に向かわざるを得なくなった場合、どのような混乱が起きるかという視点で、ハフィントンポストに「日銀出口戦略に立ちはだかる18兆円バクダンの処理方法」という記事があった。
「リスクの大きい株式投資を日銀がETFを買い入れることでリスクを小さくし、投資を活発化させようとしたのだ」 (引用)
と、株価の買い支えの役割が大きかったことを示している。そして日銀は全株の4%を超える大株主になってしまった。
このような性格の資金であるからこそ日銀のETFをどのように処理をするかは難しい問題となっているのでしょう。
単純に考えれば出口に向かうのだから日銀は売らなくてはいけないのですが、それを行えば株価の大暴落が起きかねない。それにプラスして年金積立金も引き上げられるわけですから株価の暴落は異次元となるでしょう。
上記記事では、
「現在どれだけ大量・巨額な国債を保有していても、7年間買い入れをストップすれば、すべて償還を迎えて残高はゼロになるわけだ(この間に景気の悪化により、金融緩和を再開して国債の購入を行う可能性は高いが)。
だが、ETFには償還がない。日銀が一旦買い入れてしまったETFは、金融緩和政策の終焉とともに、その出口戦略として"売る"しかないのだ。」 (引用)
そこでどうにか合法的な”飛ばし”しかなくなると。。。。。
出口は通貨供給量を減らすことですが、今まで金融緩和で供給量を増やして株価や企業利益にばらまいたものを回収するしかなくなっているという事です。
また、最近では円高になるのではないかという予想が多くなってきました。もちろんこれは日銀もいつか出口に向かわざるを得ないだろうというものもありますが、アメリカのドル安からも危惧されています。
やはりここからも通貨量は相対的な過剰となるでしょう。あるいはさらなる金融緩和を行うのでしょうか?すると矛盾の先送りが各ぢされた矛盾を産むことにならざるを得ない。
この中で通貨の信用は落ちて本来の意味での通貨安が起こるかもしれない。その時には株価も高騰しないでしょう。経済は停滞をして円安で輸入大国である日本の国民生活は貧困にあえぐようになる。
政治的危機は自ら招いた自壊の中で明らかになっている。そして経済も自壊の道をたどるのでしょうか。
「美しい日本」「強い日本」が戦後の歴史を破壊しながら完成します。
日銀が通貨供給量を増やしマイナス金利に舵を切っても通貨量が増えただけで企業の設備投資そしてその設備投資を支える個人消費が伸びない中で、貨幣の回転が伴わない結果景気の好転も起きずに、株価の高騰と企業の利益だけを上昇させる結果となった。
株価の高騰はもちろん大量の資金が株式市場に流れ込んだという事ですが、同時に日銀がETFの買い入れを強め、年金積立金の運用という形でも株価が下がる場合はその資金で買い支えをしてきたという経緯もありその株価への影響は大きい。
このような中で日銀が出口に向かわざるを得なくなった場合、どのような混乱が起きるかという視点で、ハフィントンポストに「日銀出口戦略に立ちはだかる18兆円バクダンの処理方法」という記事があった。
「リスクの大きい株式投資を日銀がETFを買い入れることでリスクを小さくし、投資を活発化させようとしたのだ」 (引用)
と、株価の買い支えの役割が大きかったことを示している。そして日銀は全株の4%を超える大株主になってしまった。
このような性格の資金であるからこそ日銀のETFをどのように処理をするかは難しい問題となっているのでしょう。
単純に考えれば出口に向かうのだから日銀は売らなくてはいけないのですが、それを行えば株価の大暴落が起きかねない。それにプラスして年金積立金も引き上げられるわけですから株価の暴落は異次元となるでしょう。
上記記事では、
「現在どれだけ大量・巨額な国債を保有していても、7年間買い入れをストップすれば、すべて償還を迎えて残高はゼロになるわけだ(この間に景気の悪化により、金融緩和を再開して国債の購入を行う可能性は高いが)。
だが、ETFには償還がない。日銀が一旦買い入れてしまったETFは、金融緩和政策の終焉とともに、その出口戦略として"売る"しかないのだ。」 (引用)
そこでどうにか合法的な”飛ばし”しかなくなると。。。。。
出口は通貨供給量を減らすことですが、今まで金融緩和で供給量を増やして株価や企業利益にばらまいたものを回収するしかなくなっているという事です。
また、最近では円高になるのではないかという予想が多くなってきました。もちろんこれは日銀もいつか出口に向かわざるを得ないだろうというものもありますが、アメリカのドル安からも危惧されています。
やはりここからも通貨量は相対的な過剰となるでしょう。あるいはさらなる金融緩和を行うのでしょうか?すると矛盾の先送りが各ぢされた矛盾を産むことにならざるを得ない。
この中で通貨の信用は落ちて本来の意味での通貨安が起こるかもしれない。その時には株価も高騰しないでしょう。経済は停滞をして円安で輸入大国である日本の国民生活は貧困にあえぐようになる。
政治的危機は自ら招いた自壊の中で明らかになっている。そして経済も自壊の道をたどるのでしょうか。
「美しい日本」「強い日本」が戦後の歴史を破壊しながら完成します。