遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

何が描いてあるかにこだわるなあ

2013-11-10 07:13:36 | 現代美術

Img696

 分析的キュビズムは形を解体するってよく書いてあるが

それは違うだろうと思うけれど

上の絵なんか

バイオリンとブドウがわかるから

ここにバイオリンがありますとか葡萄がありますとか

そういう見方になるんだろうなあ

 

昨日のミロの会に KINU洋画会や彩友会の人を誘ったけれど

ダメだった

ああいうのはちょっと とか やっぱり何が描いてあるかわからないと

興味ないとか

そういう感じだった

然し

昨日のミロの講座も そういうところ

何が描いてあるとかなんだとか そういう風に絵を描いてた人たちだった

大塚先生の説明は

幼児の意味づけ期と結びつけた説明をなさって

子供にはなかなか還れない

そういう風におっしゃっていたけれど

子供の美術教育上の発達段階と

美術の歴史と対応するものは確かにあるけれど

ミロはあまり理屈っぽくないから ルネサンス以降の世界観の破壊

なんて意識はなかったように思うけれど

意味づけ期に退行しようという話じゃないよな

と思った

そしてやっぱり これはネズミに見えるとか

細胞核だとか そういう何を描いたかという話になっていってた

来年度何をやるのかお聞きしたらまだ決まってない

とおっしゃり

学芸員は忙しいのでかわいそうかもと 言ってた

講義を担当した学芸員は講義のあとは一切顔を出さないでさっさと帰ってしまったから

実はその仕事は嫌だったのかもしれない

大塚先生のご自分はパワハラだったかも

って

仰ったのはその辺かもしれない

わたしはキュビズム

ピカソ デュシャン ドローネ とやればいいと思うけれど

一般的ではないし客が来なさそうだから

そんなのパスだ

大塚先生は

それよりピカソなら 

青の時代バラ色の時代

キュビズム

古典主義

とおっしゃったが ピカソも一般的ではないのだよな 多分

客はあまり来ないかも

後期印象派とか

セザンヌ ゴッホ ゴーギャン

それは興味を惹くかもだな

多分これで行くだろう

この三人の理解もわたしは浅はかだから

これがいいわ

さて 上の絵

ピカソのだけれど

分析的キュビズムは形態を分解したってよく言うけれど

違うだろうと思う

よく 学期が描かれているのは 象徴的ではないかという気もする

音楽的に 響き合う形を 取り出して 

繰り返しとか 同じ方向の線とか

そういうもので探っている絵だと私は思うのだけど

武道もしばしば出てくる

彩友会のYさんの絵にも出てくるなあ

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