今日里山で描いていると
どうしたって
キュビズムが頭から離れない
モンドリアンのこの絵
キュビズムを習って描いているのね
わたしはどうしても三角で見てしまうけれどモンドリアンは
円弧と直線
なるほど
それで 里山の木立を見た
円弧ねえ 円弧いいかも
で
モンドリアンの画面の四隅のフェードアウトについてこの本の論者は
ピカソの楕円の画面へのオマージュととらえている
わたしは線のフェードアウトは空間
力の入れ替え
パッサージュ
と見ているけれどそういう記述はどこにもないし
フェードアウト というのを私のように見ているほかの作家もいない
そういうものか!
と思った
モンドリアンが こういう修錬から何で全く直線水平垂直だけのヨウ素の絵にしたのか
全く分からなかったけれど
そうか発端は キュビズムか
とやっとわかった
里山の手前のわらの山書いてたらキュビズム丸出しになる
そして すごくダサい
ハハハ
ダサくなるものだということがよくわかった
要素をいろいろにすると掌握しきれないよな
わたしはこの作家(フォーコニエ)は
相当頭の整理が悪く
絵もダサい
と思ってたが
自分の里山の藁の山も
相当頭の整理が悪く
ダサいので もうおかしくって
笑っちゃう
そう簡単に
かっこよくならないわよ
ハハハ
さて
私の言うかっこよさってなんだろうと考えてみた
これなんか かっこいいと思っちゃうのよね
ウラジミール何とかロシネという人の
彫刻はもう作れないだろうが
いいよなあ
立体作りたい
で私のかっこよさはスピード
キレの良さ
そういうところ
も一つ
ピカソの古典主義への転向について
政治的背景やら
何やら当時の評判やら 読んだ
相当顰蹙を買った出来事のようだ
フフフ
日本の画壇もどうしょうもないが
どこの世界も一緒だなと思った
グリッド画について
わたしはクレーからそういう言葉を使うようになったけれど
これもキュビズム方で
グリッド画ととらえた人は多く
クレーもか
切子細工 という感じ
私も思ったけれど
それらすべて表層の話だし
元のキュビズムのとらえ方は様々に変身
発展して行ったということはよくわかった
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