遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

忘備録

2013-11-13 20:22:27 | 現代美術

Img706


今日里山で描いていると

どうしたって

キュビズムが頭から離れない

モンドリアンのこの絵

キュビズムを習って描いているのね

わたしはどうしても三角で見てしまうけれどモンドリアンは

円弧と直線

なるほど

それで 里山の木立を見た

円弧ねえ 円弧いいかも

モンドリアンの画面の四隅のフェードアウトについてこの本の論者は

ピカソの楕円の画面へのオマージュととらえている

わたしは線のフェードアウトは空間

力の入れ替え

パッサージュ

と見ているけれどそういう記述はどこにもないし

フェードアウト というのを私のように見ているほかの作家もいない

そういうものか!

と思った

モンドリアンが こういう修錬から何で全く直線水平垂直だけのヨウ素の絵にしたのか

全く分からなかったけれど

そうか発端は キュビズムか

とやっとわかった

里山の手前のわらの山書いてたらキュビズム丸出しになる

そして すごくダサい

ハハハ

ダサくなるものだということがよくわかった

要素をいろいろにすると掌握しきれないよな

Img707


わたしはこの作家(フォーコニエ)は

相当頭の整理が悪く

絵もダサい

と思ってたが

自分の里山の藁の山も

相当頭の整理が悪く

ダサいので もうおかしくって

笑っちゃう

そう簡単に

かっこよくならないわよ

ハハハ

さて

私の言うかっこよさってなんだろうと考えてみた

Img705
これなんか かっこいいと思っちゃうのよね

ウラジミール何とかロシネという人の

彫刻はもう作れないだろうが

いいよなあ

立体作りたい

で私のかっこよさはスピード

キレの良さ

そういうところ

も一つ

ピカソの古典主義への転向について

政治的背景やら

何やら当時の評判やら 読んだ

相当顰蹙を買った出来事のようだ

フフフ

日本の画壇もどうしょうもないが

どこの世界も一緒だなと思った

グリッド画について

わたしはクレーからそういう言葉を使うようになったけれど

これもキュビズム方で

グリッド画ととらえた人は多く

クレーもか

切子細工 という感じ

私も思ったけれど

それらすべて表層の話だし

元のキュビズムのとらえ方は様々に変身

発展して行ったということはよくわかった

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