ああ手が痛い
●キュビズムが表れた時代は第一次大戦のときで
それで
ドイツ的という攻撃を受けた
カーンワイラーとかがかかわったからだろう
●分析的キュビズムのころの絵の解説に
多視点でとらえたものをバラバラにして組み立てた
とよくあるけれど それって 絵を描かない人間の云いだと思ったが
多くのキュビストもそう思ったのかもしれない
それはそれで魅力的な作業だし
私も Tさんを描いた絵をはさみで切り分け
それを組み立てて絵を作ったら面白そうだと思っちゃったしそのうち仕上げようと思っている
●うんと最初はやっぱりセザンヌ回顧展の衝撃から始まったのだと思う
単純化 みたいな感じ
これはこれで 面白いので
そういう風に果物は描いてみたいと思う
ガラスのものとかも
●そのあとの細かい分析的キュビズムの絵
わたしは 実際ものが存在するのを細かい切片と
線 それらが結びついて力が通ることを
分析していったのではないかと思うけれど
実際には描けない
一枚でいいから描きたい
人体が一番分かりやすいのだろうけれど
都会風景でやってみてもいいのかもとも思う
●レジェなどはうんと細かい部分を寄せ集めたのと大きな煙状の広い面積と組み合わせた絵があって
それは魅力だけれど
一つわかってないんじゃないかと思うことがある
それはルネサンス以来の
視覚的リアリズムから視線の解放
というのはないものなあ
それはほとんどのキュビストにも言えるので
キュビズムったってなあ と思った
見た目 キュビストチックでキュビズムっていうのもあったのだよ
わたしだってそういう風だし
●グリスについて
セザンヌの円筒形云々
グリスの把握とピカソの把握は逆という記述があった
そうだ!
グリスの絵が変だと思うのはそこだ
切子面というかそういう分割にものの形の方を合わせている
●色彩が乏しいから駄目だという批判を浴びてたらしい
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