遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

歩いて行けば視点が変わるということ

2013-11-09 23:05:54 | 現代美術

多視点 というのをそういう風に説明するものがあって

ピンとこなかったが

そうか

透視図法的なものの見方は

物を 向こうへと追いやる見方で 

キュビズムはそれを自分の方に向かってくるものとしてとらえようとしたのだ

という記述があって

やっとそういう考え方がわかった

Img662

この絵もそうなのだ

これはたぶん記憶の中の絵

だからこのドアを開けて入っていけば

こうあるわけで

見えない位置にあるものも

透けているように描いてあるけれど

それは入っていけばこうあるというのは

よくわかっている眺め

そういう風に

時間の経過も絵の中に取り込むことと

多視点 って

関係あるのだな

ということが分かった

その

時間の経過を踏まえてとらえる

というの

かなり問題になったようで

それを一枚の絵に描く

というのを4次元っていうのか!?

4次元って 単純に 三次元の空間に時間軸を加える

みたいに理解していたけれど

絵の場合

軸を変える 視点を変える ということで時間を包含して

表現というのに凝ったわけだ

それが デュシャンなんかによくよく見られる表現だ

S110202g04

この絵が時間を表してるとか 動きを表してるとか

そりゃ みりゃわかるけれど

それと 多視点とは結びつかなかった

で 物を見るものに近づける  というのとは花タイのものの見方が透視図法的

って

確かにそうだ

消失点を意識させるのだから

遠くを見晴るかすというか

結局視線を 遠くに押しやる

なるほど

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