大阪の女児死亡火災事件で、無期懲役にされていた
母親の冤罪が、やっと晴れようとしている
再審開始が確定し、無罪になる見込みで、20年ぶりに釈放された
この事件では、亡くなった長女に弟がいて当時8歳。
家で火事が起きて姉ちゃんが死んでしまい、母親が犯人扱いされて
それ以後、母親と暮らすこともできず、
この20年間、どんなにつらく悲しい育ちをしてきたか。
母親は、事故で娘を失ったうえ、無実の罪を着せられ
かわいい盛りの息子とも引き裂かれ
その成長によりそうこともできなかった、20年間の悲しみ苦しみ悔しさ
その20年を、どうしてくれるんだ!
この事件のことは実は知らなかった。
世の中、なんてたくさんの冤罪事件があるのだろう。
自白を一番の証拠とし、警察、検察、裁判所が同じ目線で決めつける
あとをたたない冤罪事件
いつ、わが身に、身内に、ふりかかるかわからない
戦争法案もそうだけど、他人事じゃない。
で、10月31日は、狭山事件の2審(確定)判決から41年目
現在3回目の再審請求中。
狭山事件が冤罪だということは、
「有罪判決」やこれまでの再審棄却の判決文を見るといちばんよくわかるくらいだ
ここ数年、やっと裁判所の流れが変わって
検察側に証拠開示を促すようになり
ますます、「有罪」の証拠とされてたものが、どんなにでたらめか、はっきりした。
石川さんは仮出獄しているが、狭山事件は終わってない
1日も早く再審開始、無罪の決定を!