関東にとっては、その後、東日本大震災と原発事故がおきて
生活にも心にも影響が大きいので
だんだん風化しがちだけど、忘れてはいけないし、忘れることもできない
亡くなられた数千人の方々のご冥福をお祈りします
その直前の連休に、青春18の残りで六甲全縦にでも行こうかと思ってた
夜行に乗りそこない、結局名古屋周辺の徘徊に変更だったけど
帰りの電車が東京に着く前に止まって、大地震だと聞いた
仕事先に着いたら、「神戸が火の海だよ」と大騒ぎ
神戸に知人がたくさんいるけど大丈夫か?
夜、その知人たちが共通するグループの新年会があり
誰それの住む町は全滅だ、誰それの街では市営住宅が全壊
心配が強まる情報ばかり
いてもたってもいられない
次の週末に、100マイルのマリリンが長居公園で時間走を予定していて
どうするのと聞いたら「こんな時だからこそ開く、復興支援チャリティーで」
というので手伝いに飛んで行って、
神戸から脱出してきた人たちにもナマで会って
ますますいてもたってもいられず
仕事の忙しい時に上司と大喧嘩して1週間休みを取って
ボランティアに行ってきた
その後、組合がボランティア派遣を始め
職場にもボランティア休暇や、復興支援派遣が制度化されて
落ち着いてもうちょっと待てば、
業務を生かしたもっと有効な活動ができたのかもしれない
ボランティア先の避難所は小学校で、なんとか授業を再開していた
たくさんの子どもたちが、みかけは元気に遊びまわっていたけど
家が焼けたり崩れたり、身内が亡くなったり
あの子たちももう30代なんだな~
当時うちの娘が小6で、今はその娘の子が中学生だから。
2007年に列島縦断をしたとき、ボランティアに行った街を通ってみた
市営住宅も学校も建て直され、道路が改修され
すっかりきれいな新しい街になっても
学校にはメモリアルの碑があった
しかし、走友兄やんは、地元神戸で大震災にあって
転勤で関東に来て東日本大震災にあって
よほど心掛けが悪いのかな