旅がらすな日々

上州にふるさとを見つけ10年余。世界を走り回りたいけど他にもやりたいこといろいろ。ラン日記のはずが走らない言い訳日記

7月10日 18世紀のままに

2018-07-10 22:34:02 | 走り・歩き旅

こないだ行ったベイクウェルにまたバスに乗って行った
車がないと、ピークディストリクトで行けるのは
バスのあるベイクウェルと電車のあるところ
地図を見れば、同じ村からでも
いろんなコースを歩き走りできる
一度くらい入場料のかかるところも見にいこうと、
バスの切符で割引になるChatsworth House &Garden に
その辺のナントカファームの一種だろうと思ってたら
お城と広大な庭だった。







何世代かかけて拡大し絵画や家具調度品を収集したのを
手をかけて修復、公開し、
人気観光地になってバスもそこまで回り込む
でも、日本みたいな城下町はないし、
城を中心にした村もない
ベイクウェルから城までグルッとハイキングしたら、
ちょうど、こないだ予定したコースのリベンジになった。

相変わらず、見渡す限り村もほとんどなく、
広大な土地の中に一軒ずつの農家が点在するだけ



こんなに広大な土地の回りを、
ここまで場所を変えても
サウスウェストコーストパス周辺と同じに
藪に覆われた土手や石垣、ジャングルのような生垣、
一番見通し良くて、木の柵に鉄条網で、
完全に囲っている
ん、囲っている‼そうか、囲いこみ‼
18世紀の遺物がこの国の姿なんだ
それまでの村の共有地をなくし
村落共同体を壊したから
村がなく、一軒ずつ点在してる?
18世紀のままに、今も?
こりゃびっくり。
ほんとにそうなのかなあ?
どの国もすごい田舎ばかりだけど
それぞれ住まい方が違うもんだ
歴史や国民性があるんだろうな。
しかし
今日も、見渡す限りの景色は美しいけど、
子どもたちはどうやって学校にかようの?
車が運転できなくなったらどうやって暮らすの?
急病で倒れたら?
強盗が入って来たら?
外部のまえに、家族の中で虐待とかあったら?
余計な心配してしまう