日本三大裸祭りの一つに数えられることもある奥州市の「黒石寺蘇民祭」の開催が、今年も近づいてきました。蘇民祭は岩手県を中心に日本各地に伝わる裸祭りで1000年以上の歴史を持つと言われています。
毎年旧暦の1月7日夜から8日朝にかけ、五穀豊穣、災厄消除を祈願して、裸の男たちが裸参りや別当登りなどの儀式を行います。翌早朝には、小間木(護符)の入った蘇民袋を激しく奪い合い、最後に蘇民袋の締め口をつかんだ人が取主(勝者)となります。
また、小間木や蘇民袋の切り裂かれたものを持っている者は災害を免れると言われています。
今年の冬は一段と寒いので、祭りを見学する方は完全武装でお出掛け下さい。
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