幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

「松川二十五菩薩像の全貌」ー一関市博物館企画展ー

2016年08月08日 | 奥州市

一関市東山町松川に残る、岩手県指定文化財「木造来迎阿弥陀菩薩像」(二十五菩薩)は現在、収蔵庫修理のため、一関市博物館にて常設展示されています。
この二十五菩薩は、平泉藤原時代の平安仏で、阿弥陀如来を中心に25の菩薩が現れて極楽浄土へ迎える来迎(らいごう)の様子を表現しているそうですが、江戸時代に修復された本尊(阿弥陀如来)の他の二十五菩薩は、水に流されてしまい、細部がとれ、顔も手もない像です。
昭和30年頃から、幾度となく行われてきた調査でも「なお、かなりの数が修復可能である。」と指摘されていたそうですが、実現していませんでした。今回の展覧会「松川二十五菩薩の全貌」では、可能な限り、接合された像を見学することができます。8月14日(日)までとなっていますので、皆さま、
ぜひご覧ください。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハートの鍾乳石で恋愛成就? | トップ | 紫雲石硯 入荷しました! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

奥州市」カテゴリの最新記事