一関市の「みちのく中央磐井市民会議」(松川誠理事長)は、江戸時代の一関藩医建部清庵(たけべせいあん)の紙芝居を製作し、2月6日(土)9時30分~、一関市文化センターで紙芝居発表会を開きます。発表会では、「建部清庵のおくりもの」と題し一関博物館副館長、相馬美貴子氏の講演会や図書館、公民館、小中学校への紙芝居贈呈式も行われます。入場無料ですので、皆さんお出掛け下さい。
ー建部清庵ー
蘭学史上に名を高めた一関藩医で、蘭方医学の隆盛と多くの人材を育てた。仙台、江戸で医学を修め藩医を相続。
内科、外科に優れた治療をほどこし、名医の誉れが高く、相次ぐ飢きんを憂いて施薬調合法や飢きんに備え山野草の食べ方などを記した救荒書「民間備荒録」などを著作、民衆の救済に力を注いだ。