ディック＆ジェーン 復讐は最高！

大分体調も回復してきたので、早速休日出勤のyuntanです。

みなさん、ゴキゲンよう。


いや、体調崩して金曜早く上がったから、仕事が途中だったわけですよ。
火曜の午前中に終わらせないとあかんので、気になってたから
取りあえずこれで一安心…っと。

さて、本来ならも少し早く書くはずだったのですが、
体調不良のため、レビューを書くのが遅くなってしまいました。
５日に見に行った「ディック＆ジェーン 復讐は最高！」です。

主演は私の大好きなジム・キャリー。
彼の出演している「コメディ」作品はほとんど見ています。
あくまでも「コメディ」なので、「エターナルサンシャイン」なんかは見てません。

そう、最近どうも彼の「笑い」の部分が押さえ込まれていた感があったのですが、
ホント久しぶりに「彼らしい」作品と言うこともあり、
それほど長くはやらないだろうから、公開２週目に珍しく行くことに。

んーやっぱ彼はこういう映画だとホントノビノビとやってくれますね。
相変わらずの顔芸と奇妙な動き、軽快に畳みかけるトークを見せてくれます。
彼の場合はただ話すだけでもなんか笑ってしまうんですよね。

それと今回は奥さん役の“ティア・レオーニ”がホントに頑張ってました。
良くあのアドリブだらけの彼の演技にコメディアンでもない彼女が
あそこまでついて行ってるのがすごい。

そう、この映画はあくまでも「夫婦もの」ですから、
ジムが一人だけ突っ走っても成り立たない作品です。
子供もいますがそんなもんはあくまでもオマケ。
この夫婦のどんな逆境でもそれを乗り越えていく絆の強さ、
そこをあくまでもコミカルに見せていくわけですから、
いかに彼女の役所が大変かが分かります。

もちろんこの作品はただそれだけではなく、
現代のビジネスの表と裏や、現代社会の抱えている問題等も
織り交ぜていますが、全く重たくならず展開するので
肩の力を抜いて見るには最適の作品です。

しかし、ちょーっと気になったのが、
この映画でこの夫婦はいろいろな犯罪を犯すのですが、
（コメディだから仕方ないのかもしれませんが）
それがなんか良い行いのように見えてしまうのが…どうなんでしょ？
「因果応報」という言葉があるように、
悪いことをすると結果的にそれが自分に返ってくる、
例えそれがどんな理由で行われたとしても・・・とならないんですよ、コレ。

一番最後の復習の悪巧みはオチと相まって、素直にスカッとするのですが、
どうも途中の犯罪がただ二人のサクセスストーリーになってて…。

ジムの演技がおかしいだけに、ミョーにそこが気になる結果になりました。


というわけで、この作品は・・・

★★★★★★☆☆☆☆（映画館で見るなら）
★★★★★★★☆☆☆（レンタルで見るなら）

コメディですし、映画館で見る事は特にないかと・・・(;´Д`)






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