yuntanのハッとしてgood !

にゃんこ、映画、カメラ、食べる・飲む、ハイテク…結局なんでもありっすね。

ライジング・ドラゴン

2013年05月03日 | ムービー
只今ひと月のリフレッシュ休暇中のyuntanです。


みなさん、ゴキゲンよう。



いや~世間ではゴールデンウィークなんて言ってますが、
こっちはひと月ですからね ( ´,_ゝ`)フッ…

とはいえ、にゃんずもいると言うこともあり、どこかに旅行とかは考えてないのですが…。



そんなこんなで毎日のんびりと過ごしておりますが、
この映画だけは見に行かねば! ということで見てきましたよライジング・ドラゴン

そう、私の大好きなジャッキー・チェン「最後の超大作アクション映画」との宣伝文句の作品です。
まあ別に「最後」と言ってるのは、ここまで身体を張ったアクション映画はコレが最後ってことで
(そりゃ来年60歳だと考えれば当然か・・・)
彼が映画界を引退するわけではないのですが…。
う~ん、でもアクションしない彼の作品は…正直あまり興味が無かったりするので
私的にももしかしたら劇場に見に行く最後の彼の作品になる可能性もあります。

てなわけで、ジャッキーの勇姿をこの目に焼き付けるためにも、
この作品は見に行く必要がありました。


まあこの作品、全編アクションだらけで、とても来年還暦とは思わせない姿に感動。
ちゃんと格闘シーンも用意されていて、往年のファンも納得の内容。
ただ個人的には昔に比べるとカメラの切り替えが多く、結構誤魔化してるかな…
って印象もありましたが、でも年齢考えればあれだけ動けば大したものです。
もちろんシリアスと笑いの部分もしっかりと彼の映画らしく展開してます。

ジャッキーの役所はトレジャーハンター。
そう聞いてピンと来た方はなかなかのジャッキーファンですね。
「サンダーアーム/龍兄虎弟」「プロジェクト・イーグル」でも同様に
「アジアの鷹」と呼ばれるJCを演じてましたね。
まあその設定だけが同じで、前2作とは全く話は繋がってないので
見ていないという人もご安心を。

あと全身ローラーブレードで坂道を走るシーンがあるのですが、
作中で見たときは撮り方や編集でスピード感出してるんだろうなと思っていたら
メイキング(huluで55分のメイキングが見られました)を見ると
作中のままのスピードでしかもワイヤー無しで走ってるシーンもあって
さすがにすげぇと思いました。

それからボニー役で出ていたジャン・ランシンって女性が結構良かったですね。
顔立ちもキレイなのでモデルかなにかの人かと思ったら、
もとテコンドーの選手で大会でも優勝した経緯の持ち主だったらしく、
どうりで足技がキレがあるなぁ…と思ってみていたら、そういうワケでしたか。


今回この作品でジャッキーは、主演、監督、脚本、制作総指揮をやっていますが、
正直脚本は専門家に任せた方がよかったかも。
いやね、わかりますよ、いろんなアクションのアイデアや撮りたいシーンがあるのは。
でも今回はそれらを詰め込みすぎて、あまりにも話がとっちらかってしまってます。

ま、それも香港映画のアクションものの特徴…と言われればそうなんですけどね。
ジャッキーの作品はアクションを楽しむもので、話は期待してませんけど。
ただそう作った本人がそう割り切れていなく、歳のせいもあるのか
ミョーに説教臭い部分が(最近の作品もそうだけど)目立つのはいかがなものかと。
エンターテインメントに徹した方が見終わった後もスッキリすると思うんだけどなぁ。

先ほど書いたメイキングで最後にジャッキーはこう言ってました。
「続編はこの作品の評判次第」と。
じゃあ興行成績良かったら続編つくるのぉ!?
トレジャーハンターでアクション無くして…無理でしょ、それは (;´Д`)



監督
ジャッキー・チェン

脚本
ジャッキー・チェン
スタンリー・トン
エドワード・タン
フランキー・チャン

出演者
ジャッキー・チェン
クォン・サンウ
ジャン・ランシン
ヤオ・シントン
リアオ・ファン
ローラ・ワイスベッカー

公開
2013年4月13日

上映時間
113分





この映画の評価:★★★★★★★★☆☆