ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝＆スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

今日はお家でお仕事のyuntanです。


みなさん、ゴキゲンよう。


相方は某猫SNSのオフ会に行っております。
あいにくの天気でちょっと残念ですな… (;´Д`)



さてさて、帰省やらなにやらですっかり書けなかったのですが、
帰省の前後に１本ずつ映画を見ていたんですよ。
（といいながら、昨日も見てるんですが…）
本来なら２回に分けてレビューを書きたいところだけど、
そうすると２本目がまたすぐに書けるとは限らないので、
まとめて書いちゃいます。


というわけで、最初のレビューは…


ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 です。

この作品はもうおなじみのシリーズの３作品目。
なんとパート２から７年も経ってのいきなりの続編です。

この映画、日本では公開時期で２つの意味で損しています。

１つはあのインディ・ジョーンズ４があったこと。
内容的に親子の対立とかネタがかぶってるし…。
まあ元からインディの柳の下のドジョウを狙った感のあるシリーズなので
（それが当たっちゃったから、続編が作られたような）
仕方ないといえばそうなんだけど…せめてインディ４の先に公開されてたら
また随分と見た印象違ったかなぁ。

２つ目は、ドラゴン・キングダムがあったこと。
この映画でのリー・リンチェイのアクションがあまりにも良かったので
それを見た後でハムナプトラ３の彼を見たら…最悪。
もうね、ホントなんで彼を使ったのかさっぱりわからんですよ。
実際彼が出てるのは最初と最後、途中はずーっとミイラ状態のCG。
期待していたミシェール・キングとの一騎打ちも
スローを多用したなんとも間の抜けた演出＆数分しかないという
がっかりぶり… (;゜皿゜)ゴラァ

ホント、こんな役だったらチョウ・ユンファの方が悪役似合うし
貫禄もあるからよかったんじゃないかなぁ？
単純にリーのネームバリューが欲しかっただけみたい・・・ (´・ω・`)ナフー


でも、最大のダメだったことは、妻役の女優が変更になったこと。
変更になった理由は分かりませんが、このシリーズは主役のブレンダン・フレイザー
もそうだけど、妻役のレイチェル・ワイズの存在も大きかったかと。
だからポスターに顔が出てなくて、別の女性が出てたから、
てっきりストーリー上、二人は既に離婚して…って展開なのかと思ったら
役者交代とは・・・ (＝Д＝;)マジ?
結局最後まで違和感はなくなりませんでした。


それから１作目のタイトルが「The Mummy」つまり「ミイラ」。
これは「ミイラ再生」という作品のリメイクだったから。
で、先にも書いたようにヒットしちゃったもんだから、強引に続編
「The Mummy Returns」を製作。
一応、ミイラが相手というコンセプトだけは継承です。
じゃあ舞台が中国になった今作はとうとうミイラでもなくなったか？
…と思ったら、「The Mummy Tomb of the Dragon Emperor」
と、強引にミイラもってきたのだけど…
日本語タイトルの「ハムナプトラ」って、元々１作目の「死者の都」の名前
であったわけで、中国になっちゃったら…ねぇ？

ちょっと手厳しいこと書いてきましたが、１本の作品として見たら
結構楽しめる娯楽作品だと思いますよ。
ヒマラヤのシーンとかの特撮はすごいし、シリーズ恒例の砂漠のシーンも圧巻。
シリーズ通しての小ネタもちょこちょこ挟みつつの展開に
ファンもにやりとすることでしょう。

ただ、お金を掛けてスケールをでかくして、大作っぽくしちゃったのは
個人的には残念ですね。このシリーズはインディと違ってどこかB級っぽさが
あるところがまた魅力だったと思ってるんですけど…ね。


そんでもってお次ぎは、
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ です。

スターウォーズ・シリーズ初となる3D CGアニメーション映画となる今作、
…とは言っても、元がCGバリバリの作品ですから、基本的に違和感がないのですが、
いかんせん、キャラが…かなり日本人には馴染めない感じでしょうね。
私は最後あたりでは結構慣れて見てましたが、一緒に見た相方はダメだったみたい。

まあキャラデザインは好みの問題だからいいとして、
やっぱスターウォーズのファンなら、エピソード２と３の間の話となれば
見たくなっちゃう…といいたいとことですが、ホントのファンなら
カートゥーン・ネットワークで放送していたテレビシリーズを見てるはずで、
映画館で見るメリットは…大きな画面といい音ということになるかと。

なにしろのっけから、いつものスターウォーズらしくない始まり方。
あの「ジャン！」で始まるテーマ音楽も、文字が手前からスクロール…てのもない。
それもそのはず、配給が２０世紀フォックスではなく、ワーナーになってる！なんで？
そりゃ同じ演出ができないはずだよ… (;´Д`)

で、そのお約束の始まり方をすっとばかして、話はいきなり余韻もなく始まり、
ある意味「クローンウォーズ」の真っ最中・・・で、終わりも唐突に終わったりしちゃいます。
先に書いたように、テレビシリーズであったものの映画版、ということで
ダイジェスト版なんだろうなぁ…と思って見ましたが、ダイジェストどころじゃない。
まるっきりひとつの作品として見せようとは、初めから思ってなかったのような感じ。

それもそのはず、調べてみたら・・・



1話22分で100話構成となるテレビシリーズの第1話の部分を
劇場公開させ、残りを2008年秋にテレビシリーズで放送

・・・な、なんだってぇ～！！！

ちょっとふざけるのも大概にしろよー！ こっちは金払って見てるんじゃ！
そんな予告編を見せるんじゃねー！！！！ (;゜皿゜)ゴラァ

道理で話の規模はただの誘拐事件でちっちゃいし、そもそも本編に出てこない
２人のキャラがどちらも死ぬ訳でもなんでもなく終わっちゃって、
なーんかおかしいというか、「なんじゃこりゃ？」だったんですよ。

よく調べないで見た私もまずかったとは思いますが、
これを「クローンウォーズ」として金を払わせて見せるせこさが
なんとも腹ただしい。ほとんど詐欺ですよ、コレは。
見た人全員にスカパーの契約金と毎月の支払いを肩代わりして
残りの部分を見てもらうなら、まったく問題ないけど…それはあり得ないし。

これはファンが見てもサイテー、ファンじゃなかったら…逆にお金をもらいたいくらいの
作品です。決して劇場に見に行っては行けません。DVDで十分（もちろんレンタルで）。



ハムナプトラ３の評価：★★★★★★☆☆☆☆

クローンウォーズの評価：★☆☆☆☆☆☆☆☆☆




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