yuntanのハッとしてgood !

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ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

2006年03月16日 | ムービー
今日は異常な睡魔に1日中悩まされてるyuntanです。

みなさん、ゴキゲンよう。
いやー日本代表、韓国に負けちゃいましたね。

さて、実はこの間の休みにもう1本映画を見に行っていました。
それが「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」です。

この作品を語るときに、どうしても比較として出てくるのが、
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでしょう。
どちらも児童文学を元に作られた、ばりばりのファンタジー。
しかも映画化するにあたり、撮影は主にニュージーランドで、同じスタジオ。
「ロード…」が終わった直後だから、結構スタッフも気を遣ったことでしょうねぇ。

「ロード…」はテーマというか、人間関係も結構重いものになっていたりと、
大人が読んでも(見ても)見応えのあるストーリーになっています。
が、しかし今回の「ナルニア」はある意味良くも悪くも「児童文学」でしたね。
ストーリーが直球で分かりやすい、主要人物も少なくて分かりやすい、
善と悪が分かりやすい…等々、ホントに分かりやすい作品です。

実際会社の派遣さんが7才の子供を連れて見に行ったらしいのですが、
全然飽きずに最後まで見たと言ってましたので、
「児童文学」の映像化という点では大成功なんじゃないでしょうか。

ただ逆に私はその「分かりやすさ」が「物足りなさ」になってしまいました。
まぁ「ロード…」のような展開を期待していたところもあるので
余計にそう感じてしまったこともあるのでしょうが、
先の展開が全く予想通りに進んでいくのが…ちょっと(;´Д`)
「ハラハラ・ドキドキ」がもう少しあると評価は随分と違ったかもしれません。

あと、私は動物を擬人化してしゃべらせたりするのは、ちょっと苦手。
アニメチックでリアルでなかったり、動きは人間でもしゃべらなければ抵抗ないけど…。
この作品ではCGでリアルな動物たちが、フツーにしゃべります。
それがファンタジーってもんじゃないと言われればそれまでですが、
やっぱり私には違和感があって、最後まで馴染めなかったのが残念です(ノД`)

なんか否定的な事ばかり書いてしまいましたが、
それらを吹き飛ばす特撮や相変わらずの雄大なニュージーランドは必見です!!
これだけでも見に行く価値はあると思いますよん。
DVDなんかで見ようなんて思っちゃ駄目です。是非大きなスクリーンで見てください。

後何章作るのかは知りませんが、(原作は確か7章まであったはず)
原作読んでいる相方の話では、過去や未来の話になったり、
それぞれが絡み合う事になるみたいなので、これからの展開は期待できますね。
とにかく、この1章は頭を空っぽにしてファンタジーの世界にどっぷり浸かりたい、
そんな人にはオススメですよ。

「ナルニア国物語 第1章」評価:☆☆☆☆☆☆☆★★★




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