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ジュール・ヴェルヌ

2024年02月12日 | 読書
一昨年読み始めたSF集



ジュール・ヴェルヌの地底旅行、海底二万里、神秘の島月世界旅行2部作彗星旅行
と去年までに6作読みまして、残り3作!

まずはDr. Ox's Experiment(オクス博士の幻想)。
いや、これは去年の内に読み終わっていたのだけど
まとめてブログにしたくて放置しておりました。
けた外れに穏やかな街(犬は吠えないし、猫は引っ掻かない)に
科学者Dr. Oxが越してきて、無償で街にガス式照明を提供する、と。
しかしそのガスには秘密があって、穏便な人々が豹変していく…。
うん。なんか「???」でございました。あはははは。

次はThe Steam House(蒸気の家)。
舞台は1857年のインド大反乱から数年後のイギリス領インド帝国。
主人公(フランス人)はイギリス人の友人知人と共に
蒸気で動く機械式象にけん引させる車両(家)でインド内を旅行する。
しかし道中、知人(イギリス軍人)に恨みをもつ大反乱の指導者が
密かに一行を狙っていたのだ…。
はい、全然知らなったイギリス領インドの歴史を少し学べました。

そして最後は短編のIn the Year 2889(西暦2889年)。
実は息子のミシェル・ヴェルヌの作品では、と言われてるそうです。
舞台は小説が出版された1889年のちょうど1000年後で
ある新聞社の社長(メディア王)の1日が描かれています。
大陸間を高速移動できるシューターみたいな乗り物、
テレビ電話、家にデリバリーされる料理、雲に投影される広告、
火星、水星、金星からのphototelegrams(ファックスみたいな?)
などなど未来の技術が紹介されていました。

うん、9作読んでジュール・ヴェルヌはもうお腹一杯! はっはっは。
さあ、次はH・G・ウェルズですっ。頑張るぞっ。
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