さて、
時代小説の次は戸部新十郎の「服部半蔵」です。
この↑文庫版バージョンを1巻、2~3巻、と借りて
次に4~5巻を借りるとき間違えてハードバックを借りちゃいました。
ま、重いだけで内容は変わらんだろうと読んでたら
5巻の最後に「完」とありまして「はい?」と。
なななんと、ハードバック版は1巻に文庫版2巻収録とな!?
うわ~、文庫版の4~6巻をすっ飛ばして読んだわけですが
ハードバック第4巻(=文庫版第7巻)を読み始めても
むぁったく気づきませんでした! あはははは。
なんか気持ち的にもう「完」なので
今さら4~6巻を読む気にもなれず、もういいっかな!
というわけで舞台は戦国時代。
むぁったく基礎知識ないし、正直あまり興味もない。
あっちと戦して、こっちと和睦して、そっちで裏切って
なんてのは適当にすっ飛ばして読みました~。
物語は服部半蔵の父の話から始まり、7歳の半蔵が登場します。
このとき家康も7歳。2人は大きく関わり合います。
ってか、竹千代から次郎三郎、元信だか元康で、ようやく家康。
竹千代って誰よ?と思っちゃいました。ははは。
信長、家康、秀吉、信玄、謙信、桶狭間、関ヶ原、光秀、本能寺
聞いたことのあるキーワードはいろいろありましたが
基本的に半蔵本人の物語だけを追いました。
幼少期、父との関係、不思議なカリスマ性、妻みほとの出会い、などなど。
微妙にキリシタンが関わってきますね。
最後(ほぼ最後)のセリフも「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ」でした。
(プーは「エリ、エリ…」と覚えていましたが)
My God, my God, why hast thou forsaken me?
なかなか面白かったです。