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世界の終りと…

2024年02月24日 | 読書
先日街とその不確かな壁を読みまして
作者あとがきで「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を知りました。



 高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、
 そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす
 〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。
 老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、
 その回路に隠された秘密を巡って活躍する
 〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。
 静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の
 二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。

 新潮社サイトより

この「高い壁に囲まれ一角獣の住む街」は
まさに「街とその不確かな壁」のことです。
ダーリンはずいぶん前に「世界の終りと…」を読んでいるのですが
今回「街とその不確かな壁」を読んだとき、気づかなかったそうです!
くぷぷぷっ。きっとハルキストの皆さんは「おぉっ!」だったことでしょう。

というわけで現実(のような)東京の「私」と
幻想的な街の「僕」のお話が交互に進みます。
最終的にはその2人は融合する、と思うのですが
そうなると「私」の肉体は、「僕」の影は、どうなるの!?
引き込まれる物語なのですが「???」な余韻が残りました。

と、こうなるとムラムラとまた「街とその不確かな壁」を
再読したくなるわけで、再予約っ。
ただいま276人待ち中、プーは269番っ。
にひゃくろくじゅうきゅう!
年内に順番は回ってくるのでしょうか? はっはっは。
気長に待つことにいたします♪
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