迷子でございます。

人生のやり直し。楽しく頑張ります。

猿の年、猿の日、猿の月

2016-02-15 09:30:50 | 日記
夏の暑い頃です

母が肺炎になり、突然入院になりました

「こんな暑い夏にも肺炎になるんや

今でこそテレビで見て知っているんですが・・
死因の原因で肺炎は上位にあります

元気なお年寄りの死因は肺炎や誤嚥性肺炎なのかも知れません

母は私が幼稚園の頃からずっと腎臓透析をしたいました
なので、体がもうボロボロだったのかも知れません

母は良い患者ではありませんでした

透析をしていると、水分や塩分を気にして生活をしなければなりません。

勿論少しはしていたとは思うんですが・・
初めのころはきちんとしていたんだと・・

でも、気が付いた時には

好き放題だった気がします

それがかえってストレス発散になっていて、良い結果になっていたのかもと・・

入院して暫くたったころ

お医者さんからお話があると言われました
そして・・死の宣告がありました

素直に受け止めることが出来ませんでした


「もう、年齢も年齢だし・・
透析を30年もしていたんだから仕方がない」

お医者さんが既に治療を頑張らない感じだったんです
諦めていました


「そりゃ~歳も取っているかも知れない
でも、家族なんです。
諦められたら腹が立つ。」

宣告の時も子供がするみたいに、鉛筆をくるくる回しながら言われたことで
余計にむかつきました

「肺炎なら菌を殺せばいいだけ

最初の頃は、そう自分に言い聞かせていました

でも~体力が低下していると
どんな抗生剤を入れても菌が殺せなかったんです

肺が真っ白になり、水が肺に溜まってきました


何も手立てがないままどんどんと日にちだけが経って行きました

ある日の事です
半べそをかきながら、いつもお参りにいっている神社に行きました

すると・・
「どうしたんや

その神社にいつも座っているおばあさんが声をかけてくれました

事情を話すと

「今日はな、猿の年、猿の月、猿の日やねん。この日に神社にお参りしたら
何でも神様は聞いてくれるねん。いい日に来たなぁ~
あんたはもう10年以上もここに毎月来てるやろ
あんたの願いやったら絶対聞いて下さる
助かる命やったら絶対助けてくださる」

そう言っておばあさんは席をたって私のところまで来てくれました

そうして・・
普通の人が入れない様な秘密のところに連れて行ってくれました
そこで、神様のお水をくませてもらったんです

後、神社の砂を頂き、お参りの仕方も色々教えてくれたんです。
そして、ここのお父さんは本当に立派な凄いひとやから・・あんたのことちゃんと話してお願いしとくわ。
息子はあほボンや。お父さん死んだらここはどうなるかなぁ~そう言って笑っていました

その後、いつもの通りお見舞いに行きました
でも、しんどそうで寝ていて起きてくれませんでした

仕方がないので、神様のお水を頭に数滴かけて、砂を枕の下に入れて帰ってきたんです


次の日、病院に行った時
同室の患者さんに呼び止めるられました

「昨日お母さん危なかったんやで。
てっきり死ぬと思ったわ。
お医者さんも看護婦さんもバタバタしててん。
そやけど~ひと段落してな、
あんたのお母さん目を覚ましたら、お腹すいたって言って
あんたの作ってきてた玄米のおむすびぺろっと食べてん。

こりゃ、もう大丈夫って思ったわ~」

そう笑いながら教えてくれました

その日を境にして回復が始まったんです

私の探していた回復へのきっかけとなるサプリにであったのもその頃でした

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