一冊の本に秘められた母の恋
映画の舞台、最果ての地ブルターニュって一体どの辺
まずは素朴な疑問を解くべく世界地図を広げました。
あったあった、フランスの左側じゃない、北側、大西洋に突き出た半島がブルターニュ
更に、その先の小さな島がウエッサン島なんですね。
そしてラ・ジュマンの灯台はフランスの最西端に位置するとか。
ドラマティックな恋が生まれるのにピッタリの舞台です。
さて、本題です。
カミーユは両親の家を処分するために故郷ウエッサン島に戻ってきた。
そこで1冊の本に出会い、父イヴォンと母マベの秘密を知る。
本の題名は「わが世界のはて」
著者はアントワーヌ・カサンティー・・
1963年、ウエッサン島にアルジェリア戦争の帰還兵アントワーヌという
男がやって来て、カミーユの父イヴォンが率いる灯台守の仲間に加わる。
よそ者として敵意をもたれるアントワーヌ、
共に働くうちに彼の人柄を知り受け入れ様とするイヴォン。
まさかアントワーヌと自分の妻マベが恋に落ちるとも知らず・・
アントワーヌが去った後、マベはカミーユを産む。
それまで二人には子供がいなかったのだ。
イヴォンは一人娘を溺愛した、自分には似てない娘を・・
ここでは多くの人たちが海と共に生活しています。
男達は灯台守や船乗り
女達は魚の缶詰工場などで働きます。
荒削りな小さな島の質素な暮らしぶりや
濃密な人間関係が丁寧に描かれています。
でも何故マベはアントワーヌと一緒に島を出なかったのかしら。
あんだったら出たと思います。
だって、だって運命の人とであったわけでしょ。
それに、たった1度の人生ですもの。
あんな武骨な灯台みたいな男より、アントワーヌの方がいいわー
↓あんと夢子の二人で見た映画はこちら
映画索引
TB&コメント、ありがとです(^-^)v
えぇ~あんさんはアントワーヌがいいの?
イヴォンも捨てがたいと思いませんか?
だって、何があっても妻を愛しつづける男はそういないかと
私も思わず地図広げましたよ(^^)v
この映画を観たのですね。
私はアントワーヌよりもイヴォンの方が好みです。
あの不器用さがイイ感じで
このタイプの映画で『フィオナが恋していた頃』というアメリカ映画があります。やはり子供が古い1枚の写真を見つけた事で母親の若き日の恋を辿っていく話です。DVDが出ているか???ですが、興味&チャンスがあったら観て下さいね
naomiブログへお越しいただいたのでお礼がてらお邪魔させていただきました☆naomiだったら…情熱的な恋も素敵だけど、愛される幸せも捨てがたいっ!欲張りなnaomiですでも素敵な映画でしたよね~
しかし、あんさんが、駆け落ちを考えるなどと過激なお方とは、つゆ知らず。
さすがフランス映画は恋愛巧者ですね。大好きです。