台湾屋台料理「思郷村」。引っ越しなどのため、間が空いてしまいましたが定期再訪。
料理はいつものようにグランドメニュー及び店内黒板、そして500円以下おつまみからチョイス。
ここでは、以前記した料理も登場しますので細かい記録を省きます。
入店すると「あら~、おひさしぶりね」とママさん。
ご無沙汰ばかりなのに、温かい言葉と笑顔で迎えてくれて本当に感謝です。
カウンター席の端に着座すると、新メニュー「割包」の紹介が目に留まりました。
〆に魯肉飯をいただこうと考えていたのですが、こうなると是が非でも
角煮バーガーをいただいて帰らなければならない。本日のミッションだ。
ドリンクはキリンラガー(中瓶)@600からスタートし、キープボトルは飲み切って
しまっていたため、新たにJINRO(ボトル)@2,500と氷・ジャスミン茶
各@350×2をお願いしました。
菜頭糕(自家製大根もち)3ケ @420
定期的にお邪魔していますが、黒板に「大根もち」が記されているのを見たのははじめて。
これもまた天から与えられた使命に違いない!早速注文すると、提供時には
ニンニクの効いた濃厚だれがセット。
大根もちは表面がかりっと香ばしく中はねっちり、大根の風味も存分に活かされ
そのバランス感は妙妙。大根もちのお手本にしたい味わいでそのままで食べても
全く不足はないのですが、セットのたれがまた凄い。
甘すぎず、みそだれのようなコクがあり、濃いけれど、しっかりつけて食べたくなる
懐の深い美味しさなのです。
聞くと、大根もちはたまにしか作らないというお宝メニュー。食べれて良かったです。
つるむらさき@1,000
炒蔬菜の凄腕は健在!
干しエビの旨みが味を深化させた、つるむらさきとクコの実の炒めは、
野菜のシャキシャキとした歯触りを残し、ニンニク使いもどぎつすぎない品の良い仕上がり。
ここに白いご飯があったら、タレごとざばーっとかけてしまいたいぐらいです。
蝦水餃(海老入り水餃子)5個@580
すりおろしたニンニク入りの酢醤油がセット。
むちむちボディの水餃子にはくっきりと形状を残したエビがごろっと入って、
その力強い食感は格別。私にとっての“キングオブ水餃”であります。
海苔チーズスティック揚げ@380
割包(台湾角煮バーガー)@700
角煮バーガーは2人でお邪魔した私達が食べやすいように半分にカット。
ふわふわの白い饅頭にサンドされたのは、皮付きの豚バラ肉に酸味の強い高菜、
花生粉(ピーナッツの粉)、香菜、キュウリの甘酢漬けを少し。
そのボリュームも頼もしく、特に角煮は肉そのものの力が半端ない。
台湾屋台のおもちゃっぽい角煮バーガーとは一線を画し、完成された「料理」と
いう言葉を使いたくなる到達感があり、本物の力を見せつけられた感じです。
ママさんの作る割包は味が綺麗だなあ。美味しい。
こちらは台湾フェスタ2018(7/28~29)に出店し、好評を得たため店で
提供することになったのだそう。
テイクアウトも可能だから、利用者としては楽しみが尽きません。
思郷村
東京都大田区西蒲田5-27-15 東武ハイライン 104
TEL 03-3733-3718
営業時間/17:00~24:00(料理L.O.23:30 ドリンクL.O.23:30)
定休日 月曜日 -店舗情報「食べログ」より-