どうも、今回の記事では、バーチャファイターシリーズに登場するプロレスラー、ウルフの思い出について語ります。
ウルフはカナダ出身で、先住民としてのアイデンティティを持っているという設定です。初期のシリーズ作品では主人公的な位置付けであるアキラのライバルのような存在でした。その後、バーチャファイター5でルチャドールのエル・ブレイズという新たなライバルキャラが登場しました。
セガが開発した全日本プロレスのゲームにゲストとして登場したこともありました。それを受けて、現実の全日本のリングにもウルフというリングネームのレスラーが現れました。
シリーズを重ね、ウルフが使える技は徐々に増えていきましたが、その中でもジャイアントスイングやダブルアームスープレックスは初期の作品からずっと存在し、ウルフの代名詞といってよい技でした。
バーチャファイター3のとき、なぜかカウボーイのようなウエスタン風のコスチュームがあったのが今でも謎ですね。先住民の敵じゃん、と思ったものです。かといって、バーチャ4や5の2Pコスチュームのようなステレオタイプのインディアンみたいな服装も、ちょっと安直な気がしました。個人的には、レスラーっぽい服装のほうが好きでした。
セガが全日本プロレスのゲームを作っていたせいか、なんとなく全日本やノアの選手の技が多いような印象がありました。バーニングハンマーやエメラルドフロウジョンなどトップ選手たちの必殺技を装備していましたが、実際のレスラーが他の選手の大技を乱発していたら、ファンからは冷ややかな目で見られるかも。でも、格闘ゲームのキャラクターなので、これはこれでアリでしょう。
バーチャファイターが再始動したら、もちろんウルフを使います。