真のときはお菓子は七種
そのうちの一つは 水菓子で果物を入れます
果物も基本 すぐに食べれるもの
皮のついたものはダメ
昔 昔 研究会で先生が何入れてるの ?
と縁高を見られたら 中に枇杷が入っていて
大変激怒されました
こんなもの入れて 席中でどうするんだ
そう言って 枇杷をつかんで 水屋に投げられました
私がまだ20代 ・・・ 水屋の方がキャッチされたのも覚えています
その時の先生もお年を召されて やんわりなられました
今ではもう 引退ですけれど
今回は
こんな風に ・・・
入れ方は 真ん中に上用 後は彩よく
上用がお菓子の中で一番格が高いので 真ん中だそうです
お箸は 黒文字に杉箸を添えて 二本で
自分の縁高に箸を落とし 次客に縁高を送ります
自分は懐紙を出して 食べたいお菓子をお箸でとります
あとはお盆に奉書が載せて持ち出されますので
それに残りのお菓子を入れ
杉箸はポキンと折って 縁高に落としておきます
杉箸は以前は赤く色を付けたものを使用されていましたけれど
うちの先生も赤い杉箸でした
あるとき 研究会で業躰先生が
わざわざ色を付けることはないと
杉本来の色でよろしいと
私は黒文字の長さに合わせて
利休箸をナイフで切って
長さ合わせをしております 自家製です
皆さんは どういう風にしていらっしゃるのでしょうか
お店で売っているのかしら?
奉書だと お菓子が潰れるので
お菓子を残したまま縁高を返して
水屋で それぞれに箱に入れ
お帰りの時にお渡しする方法もあります
縁高の順で 誰のお菓子かわかります
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