57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

キッズレーサー、デビューに密着!!(その一歩)

2017年11月12日 | キッズレーサーたち
11月11日(土曜日)
神戸スポーツサーキットで、素敵な出会いがありました。
こんな可愛い男の子を発見。


おおっ、フェラーリのレーシングスーツがキマってるね👍👍
カッコいいぞ!!
彼は横山輝翔(よこやまあきとくん)
まだ4歳。来月で5歳になります。
ママにお聞きすると、彼は


『あした、レースに出る』んだって!!

ワオッッ!
えっ、いいの?
わずか、四歳にして、人生初のレースデビューだよ!
こんな素敵な瞬間を目撃させてもらって……。
車のゼッケンは33番。



あきとくんパパにご挨拶。お話を伺いました。
とっても気さくな方なのです。




なんと、あきと君パパは、いわゆるハコ車のプロレーサー。
愛車はシルビアだそうです。
そして、そして、僕が追っかけしている、中村海斗くんパパのお友達。

そういえば横山さんご一家のピットは……。

「お隣って、中村海斗君のピットですよね?」
ゼッケン44番、海斗君のマシンだけは先に到着しているのです。

「海斗はねぇ、午前中、学校行事の音楽会なんですゎ、午後から来ますよ」

そもそも、中村家に男の子が誕生した時に、
「レーサーに育てよう」ともちかけたのが、あきとくんパパなのだそうです。
この人がいなければ、カデットクラスで全日本を戦う小学生レーサー、中村海斗くんはあり得なかったかもしれません。
午後から中村さんご一家も到着。
友人同士、お互いの子供達のマシン、タイヤ交換やメンテナンスを、我が子同様に行います。
写真左は海斗君パパですよ。


今日は黒いレーシングスーツの海斗君。彼もレースデビューの、あきと君を気遣ってます。


午後からは、決勝に向けて練習走行ですよ。
(次回へ続く)
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ロシアの人と走りました!

2017年11月11日 | 目指せ!最速ラップ
11/7日、久々に神戸スポーツサーキットへ。


10月中は体調を崩して、ほとんど寝たきり。足腰弱りますね。
サーキットに着くと、まずは休憩室、兼、ロッカールームへ。
ここにはレンタル用のヘルメット、グローブ、プロテクターなんかが、ずらっと揃っています。
いつものようにその部屋に入ると、
あれまぁ~、なんと、珍しい。
外国の方、お二人さんが走りに来ていました。
顔なじみのスタッフ、Sさんが、カタコトの英語で、う~ん、などと唸りながら、カートに乗る手順と走行時間について説明していました。

この日はバイクも走りますし、キッズカートも走る時間帯があったのです。それらを説明しています。
僕はニヤリとしながら、カートに乗る準備をします。
この日のために、お手製シートも持参しました。


まあ、せっかくなんで、わざわざ海外から、神戸市西区のサーキットに来られた、ガイジンさん、二人に話しかけてみました。

「どっからきたの?」

ちなみにこれもカタコトの英語です。

「オレタチ、ウラジオストックダヨ!」

「Oh~! ベリー、コールドなところから来たんだね」

二人はロシアの人でした。
僕がプロテクターをつけたりしているので、
「おっ、お前も走るんだな」という感じで、向こうも話しかけて来ます。
「オマエ、体重何キロ?」
僕はカートで速くなるために、ちょっと減量していました。
まあ、それでも
「ウ~ン、ゼブンティファイヴKgぐらいだよ」というと、
ちょっと太った方の人が笑いながら

「オレノホウガ、オモイゼ! 90Kgダ。ハハハ!!」

そこで僕がちょっと自慢げに
「アイ、トライ、ディス、サーキット。マイベストラップタイム、え~っと、シックスティファイヴ、セカンドなんだよ」

ぼくが65秒で走ると聞いて
いきなり二人の表情が変わりました。
ちょっとマジな雰囲気。

「Oh~! ユー、ファーストね!!」

いやいや、なにをおっしゃいます、と僕は、日本人の美徳、お家芸、であるところの『謙遜』を披露します。
そのあと、いよいよサーキット走行へ。
僕は1号車に乗ります。
トランスポンダーも取り付けて、準備完了。


やっぱり、一人より、グループで走るのは楽しいですね。
この日は、ベストラップ1分05秒でした。


風邪をこじらせて、三週間ほど寝たきり生活を送っていた割には、自己ベストとほとんど変わらないタイムが出せました。
ほぼ自分の走行ラインが、安定して来ているんだなぁ~、と、ちょっと安心しました。
それでも体はフラフラ。結局たった6、7周するだけでピットイン。
久々の横Gで、もうぐったり、(レンタルカートとはいえ、その横Gはバカにできませんよ。肋骨をポキっとへし折るぐらいの力がかかります。そのためにプロテクターを身につけるのです)
そのまま走行終了となりました。
三人のラップタイムを、Sさんがプリントアウト。
なんと、太ったロシアの人が『59秒』を出していました。

「オーマイガー!! ユー、ベリーファーストじゃないか!! スゴイデスネ」
と僕が褒め称えると、
「おいおい、そんなに持ち上げるなよ」と向こうもニコニコ。
記念にと思い僕は
「テイク、ウィズ、ピクチャーOK?」
「OK,OK!!」
というわけで記念撮影。ハイチーズ!



言葉なんて、大していらないですね。
サーキットで一緒に走れば、もう『トモダチ!!』デスヨ!

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失敗を楽しんでますか?

2017年11月07日 | オトナの世界について
TOP GUN OF JAPANESE MOTORCYCLE POLICE 2012 激闘! 第43回全国白バイ安全運転競技大会 VOL.1

僕はオートバイに乗ります。
何回かこけたことがあります。
高速道路でコケた時は
「死んだ」とおもいました。
2輪の場合、ただ一度の失敗で、最悪『命』を失います。
だから失敗できない。
失敗できないから学べない。だったら、
「安全にコケられる練習場所があればいい」
僕はそう思うのです。
実際そういう場所があります。
バイクの安全スクール

上の動画では、白バイ隊員の皆さんが、自分の限界に挑むトレーニングで、コケているすがた。 
「ああ、こんなプロフェッショナルたちが、ちゃんとコケて、より上手くなろうとしているんだ」
という姿に感動を覚えます。

***
バイクでこけるとは「失敗すること」ですよね。
こけることはカッコ悪い。
失敗することは『ミットモナイ』
特に僕みたいなおじさんになると、意固地なほど、自分の地位や名誉や、肩書き、そして「男のプライド」など、もう、それこそ全身『鎧かぶと』で身を固めています。
いい歳した大人が失敗するなんて、もってのほか!!
ましてや『ミットモナイ姿』を晒すことは『赤っ恥』。
そう、思い込んでいるオトナたちがなんと多いことか。
だから、新しいことをやらない。
チャレンジもしない。
そういうオトナたちは、子供でもやらないような、最悪なことをヤラカシます。
そのひとつが、失敗しても『失敗そのものを認めない』という事。
これは最悪です。
「ゲンパツ」なんていうものを、また動かそうとするのは、そのいい例かと、僕は思うのですが。
失敗からは”た~くさんの”本当に沢山のことが学べるのに。
***
さて、お話変わって四輪の場合。
レンタルカートは『失敗大歓迎』なスポーツです。

いくらスピンしてスポンジバリアーに激突しても、ノープロブレム!
実際、僕自身、何回もスポンジバリアーのお世話になってます。



安全対策の整ったサーキットだからこそ、僕は安心して『失敗を楽しんでます』
「ああ、ここはこんなふうにブレーキングすればよかったんだ」
「このコーナーは突っ込みすぎるとこうなるんだ」
などなど。
こんなふうにして、車の基本『走る・曲がる・止まる』を安全に学んでゆくのですね。
更には、レンタルカートでの、ウェット走行。
僕は圧倒的にオススメします。


横Gが少なくなるぶん、体への負担が楽になるのです。
そのかわり、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作は、ドライ走行より、格段に難しくなります。
車の挙動をお尻と背中で感じながら、ハンドルを操る。その楽しさは格別です。
それこそ、思う存分『スピン』できますよ。
あこがれの『ドリフト』なんて、当たり前に体験できます。
それも、実に安全に……。
こんなこと、一般公道でやったら大事故になります。
歩行者を巻き込んだら、それこそ、自分の人生、自分の家族、そして被害者とその家族の幸せ。
全てが一瞬で『クラッシュ』。
***
僕は二度の人身事故を加害者として経験しています。
仕事中の事故でした。
幸い、相手の方は命がありました。
僕の57年の人生。今まで良かったことなんて数えるほどしかない。
会社勤め、いわゆる『宮仕え』の辛さも体験しています。
仕事の中で、何度も辛い目にあってきました。
そこで思うことがあります。
「安全に失敗できることは、なんと素晴らしいことか!」
会社員は二度失敗したら
『コケたら』もう左遷が待っています。
最悪、職を失います。
でも、スポーツの素晴らしさは
「何度失敗しても、何度でも再チャレンジできること」
「失敗大歓迎!!」
レンタルカートのハンドルを握りながら、1コーナー、エンジン全開で駆け抜ける。

『ひゃっほー!!』と叫びながら、僕は今日も楽しく失敗できる、
そんな喜びを噛み締めているのです。
さあ、みんなも「みっともなく」「恥ずかしく」でもこんなに「楽しく失敗できる」
そんなレンタルカートに乗ってみませんか?
たのしいですよ!!
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鈴鹿、東西統一戦が終わりました

2017年11月01日 | 特集 坂上真海選手
カートの全日本選手権、最終戦、鈴鹿東西統一戦が終わりました。
土日は台風で大荒れの天気。
冷たい雨と風の中、みなさん本当にお疲れ様でした。
そして10月30日、僕に一通のメールが送られてきました。なんと、坂上真海選手からでした。
「今回のレースは大雨により予選で中止となりました。予選順位が16位だったのでそれが今回の結果となりました。
晴れではトップタイムと変わらないタイムを出せていたのに雨になって一般走行でかなり古いタイヤを使ってしまい自分の思うように動かせず焦ってしまいそこでリズムを崩して最後まで立て直せないまま終わってしまいました。
質問等あればいつでもお答えします。
来年に向けて今回の事をちゃんと受け止めて考えていきます。」

ああ、なんという潔い子だ! と感心してしまいました。
思うような結果が残せなくて、誰よりも本人が一番悔しいはずなのに。
ちゃんと、結果を受け止めて、言い訳をしない。
弁解しない。
とにかく、今はちゃんと、ご飯モリモリ食べて、ぐっすり眠って、次のレース、
サーキットで元気な姿を見せてください。
レースが終わってすぐにメールを送ってくれて、嬉しかった。
本当にありがとう!!



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