57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

失敗を楽しんでますか?

2017年11月07日 | オトナの世界について
TOP GUN OF JAPANESE MOTORCYCLE POLICE 2012 激闘! 第43回全国白バイ安全運転競技大会 VOL.1

僕はオートバイに乗ります。
何回かこけたことがあります。
高速道路でコケた時は
「死んだ」とおもいました。
2輪の場合、ただ一度の失敗で、最悪『命』を失います。
だから失敗できない。
失敗できないから学べない。だったら、
「安全にコケられる練習場所があればいい」
僕はそう思うのです。
実際そういう場所があります。
バイクの安全スクール

上の動画では、白バイ隊員の皆さんが、自分の限界に挑むトレーニングで、コケているすがた。 
「ああ、こんなプロフェッショナルたちが、ちゃんとコケて、より上手くなろうとしているんだ」
という姿に感動を覚えます。

***
バイクでこけるとは「失敗すること」ですよね。
こけることはカッコ悪い。
失敗することは『ミットモナイ』
特に僕みたいなおじさんになると、意固地なほど、自分の地位や名誉や、肩書き、そして「男のプライド」など、もう、それこそ全身『鎧かぶと』で身を固めています。
いい歳した大人が失敗するなんて、もってのほか!!
ましてや『ミットモナイ姿』を晒すことは『赤っ恥』。
そう、思い込んでいるオトナたちがなんと多いことか。
だから、新しいことをやらない。
チャレンジもしない。
そういうオトナたちは、子供でもやらないような、最悪なことをヤラカシます。
そのひとつが、失敗しても『失敗そのものを認めない』という事。
これは最悪です。
「ゲンパツ」なんていうものを、また動かそうとするのは、そのいい例かと、僕は思うのですが。
失敗からは”た~くさんの”本当に沢山のことが学べるのに。
***
さて、お話変わって四輪の場合。
レンタルカートは『失敗大歓迎』なスポーツです。

いくらスピンしてスポンジバリアーに激突しても、ノープロブレム!
実際、僕自身、何回もスポンジバリアーのお世話になってます。



安全対策の整ったサーキットだからこそ、僕は安心して『失敗を楽しんでます』
「ああ、ここはこんなふうにブレーキングすればよかったんだ」
「このコーナーは突っ込みすぎるとこうなるんだ」
などなど。
こんなふうにして、車の基本『走る・曲がる・止まる』を安全に学んでゆくのですね。
更には、レンタルカートでの、ウェット走行。
僕は圧倒的にオススメします。


横Gが少なくなるぶん、体への負担が楽になるのです。
そのかわり、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作は、ドライ走行より、格段に難しくなります。
車の挙動をお尻と背中で感じながら、ハンドルを操る。その楽しさは格別です。
それこそ、思う存分『スピン』できますよ。
あこがれの『ドリフト』なんて、当たり前に体験できます。
それも、実に安全に……。
こんなこと、一般公道でやったら大事故になります。
歩行者を巻き込んだら、それこそ、自分の人生、自分の家族、そして被害者とその家族の幸せ。
全てが一瞬で『クラッシュ』。
***
僕は二度の人身事故を加害者として経験しています。
仕事中の事故でした。
幸い、相手の方は命がありました。
僕の57年の人生。今まで良かったことなんて数えるほどしかない。
会社勤め、いわゆる『宮仕え』の辛さも体験しています。
仕事の中で、何度も辛い目にあってきました。
そこで思うことがあります。
「安全に失敗できることは、なんと素晴らしいことか!」
会社員は二度失敗したら
『コケたら』もう左遷が待っています。
最悪、職を失います。
でも、スポーツの素晴らしさは
「何度失敗しても、何度でも再チャレンジできること」
「失敗大歓迎!!」
レンタルカートのハンドルを握りながら、1コーナー、エンジン全開で駆け抜ける。

『ひゃっほー!!』と叫びながら、僕は今日も楽しく失敗できる、
そんな喜びを噛み締めているのです。
さあ、みんなも「みっともなく」「恥ずかしく」でもこんなに「楽しく失敗できる」
そんなレンタルカートに乗ってみませんか?
たのしいですよ!!
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