57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

2018年、中村さんご一家のシーズンスタート

2018年01月18日 | 中村海斗選手とご一家
1月14日の日曜日、神戸スポーツサーキットへ。
今年2回目です。
ちょうどピットで「中村さんご一家」にお会いできたので、新年のご挨拶。
車の向こう側が海斗君とパパの姿です。

中村海斗君は、昨年
「全日本ジュニアカート選手権 FP-Jr Cadets部門 ランキング4位!!」
 なんと、日本で4番目に早い『小学生』なのですよ。


これが公式発表。
「日本自動車連盟」日本の車に関することの”総本山”
あの天下の『JAF』
そのHPに海斗君の名前が載ってます。
また、昨年、神戸SLシリーズ戦では、見事『シリーズ・チャンピオン』に輝きました。
そんな海斗君のご家族を、昨年から密着取材させていただいております。

気さくな海斗君パパ、いつも優しく人当たりの良い、海斗君ママ。
海斗君は、小学生にして、昨年の全日本選手権の最終戦まで、熾烈なチャンピオン争いを戦い抜いた、全国でもトップクラスの選手です。
***
さて、海斗君のピット。
うん? このマシンって……。あれ? なんかいつもと違うような……。
海斗君パパにお訊きすると、

「うん。マシン、変えた。」

と『男前』な返事が返ってきました。
海斗君ママが詳しく話してくれました。
***
なんでも、所属するチームのはからいもあって、
チームのエース、三澤拓真選手のマシンを、譲り受けることになったそうです。
マシンを見てみましょう。
これ、昨年、全日本選手権FS-125クラスをひとシーズン、戦い抜いたマシンですよ。
ほら、ハンドルには、三澤選手の激闘の痕跡が……。

このクルマ、競馬に例えれば、サラブレッドみたいなものですかね。


「綺麗だなぁ~」
おもわず、ため息が出ます。
「速さを研ぎ澄ますと美しくなる」
そういうマシンですね。シャシーメーカーは「Energy」
なおエンジンはカートのスタンダード「YAMAHA KT100」に載せ替えてます。

これは昨年、海斗君も使い慣れたエンジン。
しかし、今年はひと味違いますよ。
何が変わったか?
キャブレターの口径が大きくなりました。
そのぶん、エンジンが吸い込む混合気の量が大きくなる。
当然パワーがアップします。
このパワーアップした車を、小学生の海斗君がどう乗りこなしてゆくか?
なお、シートは海斗君の体型に合わせた、完全オーダーメイドの一品モノ。

シートの後ろには車両規則に則って、車重を合わせるために、ウェイトをつけてますね。


また、彼の腕の長さに合わせて、ステアリングには「スペーサー」と呼ばれる丸い部品を4個重ねてアジャストしてます。


そしてカートにとって最も重要な要素と言える「タイヤ」
今回はブリヂストンをはいてます。


昨年までこの車に乗っていた三澤拓真選手。
その特性を知り抜いている彼が、実のお兄ちゃんのように、丁寧に海斗君にアドバイス。

(なお、三澤拓真選手は、神戸スポーツサーキットの「レンタルカート初心者向けビデオ」にも登場してますよ)
チームにとって、FS-125のエース、三澤選手から、カデットクラスのエース、中村海斗選手へ、まさにバトンが引き継がれた感じですね。
当然、周りの大人たちの期待や、夢も膨らみますね。


「プレッシャーもすごいだろうなぁ~」
僕だったらとてもじゃないが、
「緊張で押しつぶされるだろうなぁ~」
なんて思っていると、
当の本人、海斗君は、いつものように、割と
「のほほ~ん」
「ほんわか」してます。

今から走るんだよ、もうちょっと緊張したら?
と、こっちが心配するぐらいリラックスしてます。
まあ、これぐらい肝っ玉が据わってるからこそ

『全日本で戦える選手』なのですね。

***
さて、カートのレースにも年齢、エンジンの種類、などによって、クラス分けがあります。
昨年、海斗君は、小学生が多く参加する「カデットクラス」に参戦。
全日本4位という結果を残しました。
そして、新しいマシンを得た。
カテゴリーが変わります!!
***
さあ、どうする。
海斗君パパに聞きました。


「このシーズンオフやね。それで判断します」

ー多くを語らずー。

またもや『男前の答え』が返ってきました。
カッコいいな、海斗君パパ。

SLシリーズ、そして、今年の全日本選手権。
海斗君の答えは、もうちょっと先になりそうです。
***
さて、ここで。
昨年5月に、僕はレンタルカートを始めました。
そして中村さんご一家との出会いがありました。
本当にラッキー! 
「物書き」として、
「モータースポーツ」を愛する者として、
なんと幸せなことだろう、とおもいます。
他にも福岡の坂上真海選手や、たからづかの福井大貴君ご一家、それにキッズの横山あきと君ご一家、安藤さん親子など、本当に素晴らしい出会いに感謝いたします。
これらの出会いは「レンタルカート」ならびに「神戸スポーツサーキット」がなければ、あり得ないことでした。
改めまして、2018年、皆様、今年もよろしくお願いいたします。

***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018人気ブログランキングへPVアクセスランキング にほんブログ村にほんブログ村 車ブログへ
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