ル・モンドの月刊誌創刊

桜前線が宮城県を通過中。もうすぐ岩手です。

フランスの新聞といえば「Le Monde（ルモンド）」が有名ですが、
そのルモンドの月刊版が今年創刊されました。

今まで「ル・モンド・ディプロマティーク」という、
主に政治、国際関係、外交を扱う月刊誌が毎月発行されていましたが、
今回創刊された「ル・モンド・モンシュエル」は
ル・モンドに掲載された話題性の高い記事を集めたものです。
一ヶ月のニュースはもちろん、各国の話題、
時事ネタに限らない記事などが幅広く掲載されています。

日刊や週刊だと、輸入誌だから高いし、送料もかかるし、
読みきれない・・と手が出ませんが、
月刊なら月に１冊１１００円ほど（送料と手数料込みで１５００円未満）、
一ヶ月かけて読めばいいので、ハードルは下がります。

早速、フランスの書籍をあつかう欧明社に問い合わせ、注文しました。
新聞の形態かと思ったら（ル・モンド・ディプロマティ－クがそうなので）
ちゃんとした雑誌になっていて、１２０ページを越える内容にまず驚き。
しかもフルカラーの上質紙、これで輸入誌ということを考えると１５００円は安いかも。

表紙は、フランス大統領のニコラ・サルコジ氏。
３月の地方選挙で自身の所属する与党（ＵＭＰ）が大敗し、
大統領と与党には大きなダメージとなりました。
大統領の任期は５年ですが、すでに就任から３年が経ち、２年後は大統領選挙。
「すでに２０１２年の大統領選挙は始まった」と大きな特集が組まれていました。

フランスはとにかく政治の話題がおおく、関心も高いので、
政治の話が出来るとフランス人と熱い会話（？）が可能です。
そして、おのずと「お前の国はどうなんだ」という話になり、
自分の国の政治もある程度勉強する（させられる）ことになるのです。
私は日本の政治の仕組みをまともに知ったのは、実はフランスに行ってからでした。

というえらそうな前置きはさておき、頑張って読んでみます。