【HOUSE OF 9】
2005年劇場未公開
製作国:イギリス/ルーマニア/ドイツ/フランス
監督:スティーヴン・R・モンロー
出演:デニス・ホッパー、ケリー・ブルック、イポリット・ジラルド、スージー・エイミー、ピーター・キャパルディ、アシュリー・ウォルターズ
STORY:一軒家に拉致された9人の見知らぬ男女。そこに「これは実験だ。生き残った者ひとりだけが賞金500万ドルを手にして出られる」という謎の声が…。
生き残るべきか、殺されるべきか、思わぬラストに悩む。
ナインといっても野球映画じゃぁありません。デニス・ホッパー主演による監禁シチュエーションスリラーとやらです。気づいたら知らないお屋敷に9人の男女がいた。そこに“自分たちは実験のマウスだと思ってくれ”そして、ひとりだけ生き残れたら賞金500万ドルが手に入るという天の声が。すべて監視カメラでチェックされております。
一見、目覚めたらそこは○○だったというありがちな密室ものの設定に、またかーあまり期待できないなと思いいつつ鑑賞。
賞金あげるから殺し合いしろと言われても殺す動機がない。最初はみんなで脱出するために手を貸すんですが、不慮の事故で一人が死んでから歯車が狂い始めるのです。それまでは
気分転換にと音楽をかけてダンスをして暇つぶしをしてみたり、食事は出るので食べてみたりそれなりにうまくやってきたのに。
天の声は、閉鎖的な空間に閉じこめられた人が極限状態になった時の行動を観察したかったんでしょうか。前半は淡々と進んでいくし緊張感も全然ないです。後半の人間の裏の部分が出てきてちょっと面白くなってきました。先が読めないのでラストはどんな感じになるのかが気になるのでそのあたりは興味を持続しながら観られましたね。
お暇ならどうぞという感じです。
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