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☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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コンスピラシー

2009年11月26日 | ★★★++

コンスピラシー [DVD]
原題:AGENDA
公開:2007年劇場未公開
製作国:アメリカ
上映時間:96分
監督:ジョナサン・デ・ラ・ルス
出演:ロバート・ラスラー、エリアナ・アレクサンダー、ジョン・ベネット・ペリー、ジェームズ・ブラック、パメラ・ジョイ・ウォルワース

STORY:大企業の代表を務めるジョンの会社に勤務することになったアレック。女性癖の悪い彼は、ジョンの妻に手を出そうとした矢先、彼女からある告白をされる。


富も地位、そして権力もすべて持った夫婦、その夫婦と出会ったひとりの男の運命を描いた作品。

ヒューストン国際映画祭やNYインディペンデント映画祭で四冠受賞した作品なんだそうですが、日本では未公開となっております。確かにお金出して観るほどの出来というまでではないし、TVMぽい感じです。

冒頭での女性の自殺、その後探偵と名乗る暴力的な男によって、主人公アレックが女性にはかなり手を出しているトンデモないやつだということがわかります。ただこれから始まるお話に関係ないこの男の性格だと思っててすっかり記憶の奥に追いやってしまってたんですが実は重要でした。

アレックが偶然知り合った大企業のジョンが、やけに親切だなーとどこか不自然さを感じたんですよ。だけどお偉いさんでもやさしい人もいるさーと思ってました。知り合ったお陰でジョンの会社に就職できたし、良い暮らしもできるようになった。しかもジョンの奥さんとも親しくなった。そんな時、財産を報酬としたある計画を持ちかけられます。

しかしこれがアレックの運命を変える出来事に発展していくのです。最終的にはアレックはかわいそうなことになっちゃうんですが彼には同情はしない。どちらかというとジョン夫婦に同情してしまうかも。富と地位と権力を全てもった金持ちだからこそできたことなんだろうな。ひとりの男の運命を変えてしまうことができる存在、怖いです。

全てがわかった時、あの不自然さはなるほどなぁと納得しました。見終わった後、早送りしてちょっと見直してみたら不自然さが自然な展開になっていて2度おいしい感じでした。主人公を思うと気の毒にも思いますが、スッキリした終わり方ではありましたね。

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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