高龍 山統べる

高尾山に登ってきました。

修験者の山。さすがに修験者のお山でした。


お財布状況を考えたら行くべきじゃないのに
なんとなく思い立って行きたくて仕方がなかった。。
腹決めて出掛けて口座を見たところ、覚えのない振込み金。
すごい、これで行ける。
高尾山マジック？？それともただ忘れてただけ？？
とにかくこれはもう行けってことだ。


リフレッシュするつもりで行ったわけじゃないのです。
だからこんな思いをするのは不本意というわけじゃないのですが、
しんどかった。

こうやってアップした写真を見てみると光にあふれていて
いろんな存在がやさしく見守ってくれるのがわかるのですが。
行ったイメージと一致しない。面白い。
写真とっといてよかった。
じゃないとイメージ悪いお山のまんまだったー。


道はしっかり舗装されていて、スニーカーさえはいていれば気軽に登れる山。
90分程てくてく登れば簡単に頂上に着く山。


道々のポイントに居るお地蔵さん。
鴉天狗。
じっと見つめる不動明王。


ワインとアボカドでどっかに流したはずのもやもやが復活しました。
そして容赦なく見つめさせる。


努力してるていがすきなんだろ？
たいしたことやってないだろう？
やったつもりになっているだけだろう？
同じところぐるぐる回っているだけだろう？
いつ本物になるんだい？
そうやって誰かのせいにして、弱い自分を隠すのか？
修行してるカッコウが好きなんだろ？
笑われても言い返せないんだろ？
一番つらいところ後回しにしてんだろ？


言葉にするとこんな感じ。
これを、イメージやビジョンや感情、ありとあらゆる感覚で伝えてきます。


私は。
「全力尽くしてやってます！」
って格好が好きだった。
中身はともなってなくても。
それを応援してくれるやさしい人たちもいる。
立ち向かっている風な私を可愛がってくれる人たちもいる。

でもそれは非常に恥ずかしいことで。
そして私以外の人たちはそれにとっくに気づいている。
私だけが認めなかった。


行をする、しないに大差はない。
みなそれぞれやるべきことをやっているだけ。
なのにまるで自分が特別な存在かのように大騒ぎしてることとか。


「こうあるべきはずの自分」を探し続けてることとか。
それに一致しない態度をとった相手をいつまでも許さないこととか。


昔に誰かに言われたたくさんの言葉をいまだ消化できずに
その亡霊と無駄な戦いを繰り広げ続けてることとか。





しんどかったけれど。
行ってよかったです。

何も解決はしていませんが、
何か一つ、やるべきことはみつかった気がします。



いやでいやで仕方なかったけれど、認めるために。
お守りを買いました。
この日を忘れないように。