リカリズムな日常

6拍子に彩られた破天荒な毎日

泡沫、幻想流し

2009年09月17日 | プライベート
ここ最近の人様とのやりとりで、気づいた大きなことがあります。
いまさら、っておもうような、笑っちゃう内容かもしれませんが、私にとっては大きな驚きでした。


人は、半分は物質でできている。


念、とか魂、とか目に見えない世界と対峙し続けた私には
そこんところがどうやらすっぽ抜けてしまっていたようです。


人の真摯な願いが心を打つのは、「そう簡単には叶わない」という前提があるからなんですね。

私は願えば叶って当たり前と思っていて、そう思っている自分すらちゃんと認識してなかった。

そして、願いと同じように。
人にわかってもらったり、理解してもらったりすることも奇跡に近いのだと。

「心はつながっている」というユング先生の言葉を迷いなく信じて来ましたが、
ユング先生の脳みそを覗き見したわけじゃないので、どこかで解釈が間違っていたのでしょう。

たとえそれが親であっても、長年一緒にいた仲間であっても、
分かり合えるなんてことは奇跡。有難い話。
ありがたいことなのだと。


人は簡単には分かり合えない。
だから、思いやりあい、助け合うのだと。



私のやり方は、かなり雑で厳しいものだったようです。



歌い方を、変えようと思います。

「大丈夫だよ」って言える人になろうと思います。


写真はセカンドアルバムのジャケも撮ってくださった、田山氏のもの。
胸に染み入る写真でした。